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「これがFFだという定義を作るのが大事」(松野氏)
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2003年11月19日 |
既報の通り,スクウェア・エニックスは本日(11月19日),PS2用RPG「ファイナルファンタジーXII」の制作発表会を開催した。発売は2004年夏。
最初に壇上に立ったスクウェア・エニックス社長の和田洋一氏は,「ユーザーが気が付かないような部分にいたるまで技術の工夫を繰り返してきたからこそ『FF』は愛されてきたんだと思う」と挨拶。今回の作品も,さまざなテクノロジーとクリエイティブな試みが行われているとして「FFは常にチャレンジだ」とした。
次いで,SCE久夛良木健社長からビデオメールが,会場の巨大スクリーンに。久夛良木氏は,5年前の「FF」の参入からの歴史を振り返り「『FF』はプレイステーションにおって革新の歴史だった。新作もいちユーザーとして楽しみにしている」とビデオの中で語り,PSのキラーソフト制作を祝福した。
そして久々(2年ぶりとのこと)に,坂口博信氏が姿を見せた。「『7』の3D化や『11』のオンライン化と,時代とともに“FFの定義”は変わっていく」と“FF観”を語った。今回の「12」は,松野泰己氏がプロデューサーを担当することとなったが,「『オウガバトル』や『FFT』など(松野氏の作品は)“空気感”がすごい。愛する松野(氏)と愛する『FF』の融合に期待している」とした。
その松野氏は,「ものすごいプレッシャー」としながらも,(最後の質疑応答では)「『FF』は1つ1つストーリーも違うので,世界の1000万人ものユーザーが,それぞれ『FF』への入り口が違う。“これが(僕の)『FF』だ”という定義を作るのが『FF』を作るということだと思う」とコメントしている。
この後,松野氏の紹介により「FFXII」の衝撃の映像が流された! そのムービーや戦闘シーンの(ほんの)一部をこちらで特別公開中!
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