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ソニー,ゲーム部門で次世代に向けたR&D増加
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2004年1月28日 |
ソニーは本日(1月28日),2003年度第3四半期の業績を発表,ゲーム部門の営業利益が前年同期比11億円減の705億円となったことを明らかにした。次世代機に向けたR&Dの増加が響いた。
ゲーム部門全体の売上げは3,640億円で前年同期比4.5%減。PS2ハードウェア販売台数が日本・米国・欧州で前年同期を上回ったものの,価格の引き下げにより全体的に売上げは減収となった。
一方のソフトウェアはPS2ソフトが前年同期比+2500万本の1万400本となるなど,PS2市場が円熟期に入ったことを伺わせる結果となった。また棚卸し資産の圧縮(12月末から33.6%の減少)も順調に進み,営業利益を拡大した。
ソニーでは現在,CELLをはじめとした次世代向け半導体の開発に力を入れており,研究開発費が増加している。最終的な営業利益で前年同期比1.6%減となっているのもそのため,としている。
・ハードウェアの生産出荷台数(全地域合計,かっこ内は前年同期比) PS2:683万台(−120万台) PS one:102万台(−200万台)
・ソフトウェアの生産出荷台数(全地域合計,かっこ内は前年同期比) PS2:1万400万本(+2500万本) プレイステーション:1000万本(−1200万本)
[SOFTBANK GAMES]
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