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チュンソフト20周年! GC無料接続など新展開発表
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2004年3月25日 |
チュンソフトは3月25日,関係者を招き「20周年記念新作発表会」を開催した。既に発表されているPS2用・GC用・GBA用タイトルのほか,携帯電話向けコンテンツについても明らかにした。
20周年を迎えるにあたって,同社代表取締役社長・中村光一氏は,関係者に感謝を述べるとともに,新しいゲームの提案などを行った。
それが,GAMECUBE用「ホームランド」のネットプレイ方式だ。「ホームランド」は,可愛いキャラクターたちが不思議な世界の冒険を繰り広げるRPG。シンプルなコマンド式バトルや,ほかのキャラクターと手をつなぐとその能力を受け継ぐことができるという斬新なシステムなどで注目を集めている。
ネット接続して2人以上がプレイできるのも魅力。従来のオンラインゲームはメーカーがサーバを設置して料金を支払うが,ユーザーのGCをサーバすることで無料で遊べるというもの。
20周年を祝うべく,任天堂の代表取締役社長・岩田聡氏からビデオメールも届き,「この20年で(ゲームを取り巻く)技術も飛躍的に進歩したが,チュンソフトは一環して“だれでも楽しめる”シンプルかつ深みのある作品を作られてきた。これは任天堂のスタンスと酷似する」とコメントを寄せていた。今回の「ホームランド」のネット接続に関しても高く評価しているようだ。
この発表会でチュンソフトは,ほかにも「シレン」などに登場するモンスターたちが登場するGBA用サッカーゲーム「ネットサル」のデモも行っている。“ボールにばけて敵を惑わせる”“体の中にボールを飲み込んでしまう”などなど,モンスターそれぞれの特殊能力を活かした,ユニークなサッカーが楽しめそう。
この「ネットサル」は,イベントなどで小学生を集めたモニターも既に行われており,このモニター会で子どもたちの意見に真剣に耳を傾けるチュンスタッフの様子も用意されたスクリーンで確認することができたのだ。
ほかにも新規事業として,バンダイネットワークスとのコラボレーションで携帯電話に「機動戦士ガンダム不思議のダンジョン」を4月から提供することや,アリカらと組んでPS2で「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議なダンジョン」を7月にリリースすることなども明らかにされ,20周年を迎え,チュンソフトはますます楽しいタイトルを提供してくれそうだ。
そして,この発表会の目玉として,PS2用ロールプレイドラマ「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」の発表へと続くこととなる。
この注目作がリリースされることとなったPS2のソニー・コンピュータエンタテインメントからは,コーポレート・エグゼクティブの佐伯雅司氏がチュンソフトの20周年を祝うために出席。「ドラクエをはじめ,チュンソフトは常に新しいことにチャレンジし続けてきて成功してきた。今回の『金八先生〜』も,将来“教師ゲームの基礎を築いた”作品として語られることになるだろう」と,期待を寄せる。
この後,ゲームの説明や武田鉄矢氏ら豪華ゲストによるトークが行われたのだ。この模様は追って掲載。
[SOFTBANK GAMES]
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