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GDC:SCEAブースではPSP開発ツールを初公開
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2004年3月28日 |
同じ海外取材でもあっち(DOAの水着ハワイレポ)は,華があるよねぇ……。やっぱ,こっちでMSが主催していた「女性開発者の集い」でも取材するべきだったかな? ほかのセッションとバッティングしたんでムリだったけど……。
そんなわけで,GDC取材記事にもう少しお付き合いいただきたい。
さて,EXPO会場内にあるSCEAの開発者向けブースではPSPの実機展示はなかったものの,開発者向けツールとエミュレータによるデモが行われていた(下写真)。
エミュレータのデモは何種類か用意されていて,別のデモでは3Dアクションをモチーフにしたものだった。PS2などの映像に遜色のない画像だったので,E3での本格展示(プロトタイプを展示する予定)が楽しみになってきた。
PS2では,「EYETOY」やマイク,ネットワークゲームの実例を展示。「EYETOY」では既報の「EYETOY:Groove」に加え,特定の色のボールを使った色認識や,そのボールを使った図形認識のデモを行っていた。ボールを使って○×△□の図形を描くと軌跡が星になったり画面が燃えたり……。まだまだ「EYETOY」には色々なアイデアが出てきそうだ。
マイクゲームでは,音声認識ゲームとしてオペレーターズサイド(米国では「Life Line」というタイトルでコナミから発売)やSCEEのカラオケゲームなどを展示していた。
ネットワークゲームはハードディスク対応・専用ゲームとして「ファイナルファンタジーXI」や「バイオハザード・アウトブレイク」を展示。ネットワークアダプターのみで遊べるゲームは,こっち(米国)でヒット中のARPG「Champion of Norrath: Realms of EverQuest」を展示していた。評判もいいので,筆者は買って帰る予定。
最後に,日本からのタイトルとして,「GT4プロローグ」「モジブリボン」などに混じって「太鼓の達人・タタコンでドドンがドン」を展示。すいません,ここで「もじぴったんメドレー」と「すすめ!ドリラー」をクリアしたのは筆者です(笑)。
どこにそんな暇があったかはともかくとして(笑),開発者の注目を集めていたタイトルだったことは間違いない。また,「サイレン」と「Hot Shot Golf Fore!」(みんゴル4ね)はローカライズされたバージョンを展示。「サイレン」はSCEAの吉田氏(「サルゲッチュ」などのプロデューサー)がゲームショウのブース展示を見て北米版リリースを即決した(!)という作品。海外での動向にも注目したい。
[SOFTBANK GAMES]
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