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第8回文化庁メディア芸術祭の作品募集は8月から
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2004年6月29日 |
文化庁とCG-ARTS協会は6月29日,「第8回文化庁メディア芸術祭」の作品募集を8月2日に開始すると発表した。募集は10月20日まで。
「文化庁メディア芸術祭」は,“創造性あふれる作品を制作したアーティストを顕彰し,その創作活動を広く紹介する”ことを目的として平成9年より毎年開催されているもの。
応募数は年々増え続け,前回は43カ国から1584作品の応募があり,受賞作品展への来場者は3万人を超えているという。
募集は,アート部門・エンターテインメント部門・アニメーション部門・マンガ部門の4部門で,ゲーム,コンピュータグラフィック,アニメーション,マンガなど,幅広いジャンルの作品が対象となる。応募は,プロ・アマチュア,自主制作・商業目的での制作などを問わない。
審査委員は東京大学大学院教授・浜野保樹氏をはじめ,鈴木裕氏,富野由悠季氏,里中満智子氏らが名を連ねる。大賞作品には,賞状やトロフィーのほか副賞60万円が贈られるほか,優秀賞や奨励賞にも賞金が用意されている。贈呈式2005年2月24日におこなれる予定。
今年から“日本の新しい文化や才能を海外に発信していくため”(リリースより),受賞作品を米国でのSIGGRAPHやドイツで行われるTRANSMEDIALEといった有力なメディアアートフェスティバルでも紹介する計画だという。
詳細は文化庁メディア芸術祭の公式サイトを参照のこと。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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