|
「なつゲー」スターソルジャーなどハドソンゲーム追加!
|
|
2004年9月21日 |
NTTコミュニケーションズは本日9月21日,オンラインでレトロゲームを遊べるCodDenゲーム「なつゲー(仮)」の10月4日正式オープンにあたり,βテストの経過発表と,ハドソン,タイトー,テクモ,アイレムソフトウェアエンジニアリングの参加発表を行った。
「なつゲー(仮称)」は既報の通り,NTTコミュニケーションズが推進する「Coden(個電)」コンセプトに基づいたパーソナルソリューションサービスのひとつとして登場するゲームサービス。
80年代名作ゲームにインターネットならではの機能を追加してWindows向けに配信,対戦・協力プレイや観戦,ハイスコア登録やチャット,会員登録によるコミュニティ機能など,ただ昔のゲームができるだけにとどまらないものになる。
今回の発表では,まずNTTコミュニケーションズ取締役の前田幸一氏よりCoDenの説明とOCNのゲーム戦略について説明があった。これまで「品揃え」を目指してきたが,今後は「キラーコンテンツ」の用意,なつゲーをライトユーザー・ポテンシャルユーザーに向け,台湾製のMMORPG「M2〜神甲演義〜」をヘビーユーザー向けに提供していく。
なつゲーではβテストの応募枠1000名に,8000人の応募があり,第2次募集を含めて現在のベータテストでは5000人が参加している。
NTTコミュニケーションズコンシューマ&モバイル事業部 企画部担当部長の白石義彦氏から開始時の10タイトルが発表され,年度内には20タイトルまで増やす予定であること,支払方法に定額制を検討していることも発表された。コインを入れて遊ぶゲームセンター感覚も楽しいが,ヘビーに遊ぶユーザーにはうれしい限りだ。
タイトルの発表の中で,本日からハドソンの「スターソルジャー」「バイナリィランド」「チャレンジャー」の3タイトルがβテストを開始したことも発表され,ハドソンのブロードバンド事業部長土井英明氏からは,「資源の有効活用という意味でも,今後可能であればなつゲーのタイトルを増やしていきたい」とコメントがあった。10月4日の正式サービス時には,「迷宮組曲」「ナッツ&ミルク」が追加される。
タイトーは10月4日から「影の伝説」「エレベーターアクション」を開始する。CP事業本部の下高重雄氏は「26年前のインベーダーゲームからの老舗ですので,インベーダーを含めて新旧ファンに提供していきたいと思います。」と積極的な発言をした。
テクモ常務取締役,ブロードバンド&モバイル事業部長の安田善己氏は,なつゲー参加のポイントについて「以前からのユーザーに対してもコミニュティや新しい遊び方が提供できる点と,アジアを中心としたオンライン市場に対するポテンシャルが高い」と2点を理由に挙げた。テクモは11月2日から「ソロモンの鍵」と「マイティボンジャック」の提供を予定している。
今回提供開始されたハドソン3タイトルと現在βテスト中の「いっき」「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」は正式サービス時に有料化される。そのほかアイレムソフトウェアエンジニアリングからは10月4日に「10ヤードファイト」がβ提供される。
[H_B, SOFTBANK GAMES]
|