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次世代PSはBD-ROMを採用予定! 下位互換は?
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2004年9月21日 |
ソニー・コンピュータエンタテインメントは9月21日,都内のホテルにおいて「PSビジネスブリーフィング」を開催。新しいPS2本体の発表などを行ったが,その席上・同社社長兼グループCEOの久夛良木健氏が次世代プレイステーション(PS3とウワサされているもの)についても触れた。
この次世代PSは,2005年のE3で発表が行われ,2005年のTGSではプレイアブルのゲームも出展される計画の新プラットフォーム機。久夛良木氏は,この次世代PSにBlu-ray Diskを採用することを計画していると発表。DVD-ROMの6倍の容量を持つBD-ROMは54Gバイトの容量を持つ。
「GTなどで車種やコースが増えるに伴い,(PS1の)CD-ROM,(PS2の)DVD-ROMと容量が増えてきた。今後(映画などと)コンテンツが融合すると,容量の壁にぶつかるはず。BD-ROMの採用でプログラム容量の壁を突き崩したい」と,久夛良木氏は話す。
また,PS,PS2との下位互換については,「PSのときもそうだったように,下位互換はチャレンジであり,『PSの美学』だ」(久夛良木氏)と,検討していることを明らかにした。
さらに「次世代PSに録画機能を期待する声があるが」の質問に,久夛良木氏は「従来(PS1&PS2),メモリーカードなどもあり,ディスクへの書き込み機能は持たなかった。現時点では“ゲーム機に録画機能は必要ない”とは思っている」としながらも,製品企画段階で,ゲーム専用機にするか(録画機能との)融合機にするかは発表を待ってほしいとした。
[SOFTBANK GAMES]
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