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「Half-Life 2」が「TAITO Type X」でアーケードに!!
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2004年11月1日 |
タイトーは,世界で1,000万本以上のセールスを誇るPC用ゲーム「Half-Life」シリーズの開発元アメリカ・ワシントン州・ベレビュー市のValve Corporationと提携,同作の最新作である「Half-Life 2」をアーケードゲーム用に開発して国内外に向けて来夏発売することを発表した。
「Half-Life」は,FPS(1人称シューティングゲーム)ゲームとして1998年に発売され,大ヒットを記録。その年のあらゆるゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞。PCゲームとしては異例のロングセラーとなり,シリーズ通算の総出荷本数が1000万本を越えるビックタイトル。続編の「Half-Life 2」も11月に発売される予定で,大きな注目を集めている。
「Half-Life 2」のアーケードゲーム化では開発基板に「TAITO TypeX」を使用。繊細な画像表現をWIDEモニターで実現する。また5.1chデジタルサラウンドシステムによって,サウンド面でも臨場感あふれる空間演出をサポートします。あらゆる面でアーケード用だから成し得る,体感型のリアルシューティングゲームを目指す。
「TAITO Type X」とは,マイクロソフト「Windows Xp Embedded」をベースとしたアーケード用(業務用)ゲーム基板で,東芝パソコンシステムとタイトーが共同で開発したもの。既に10月より「TAITO Type X」を基板としたゲームを市場に投入している。
アーケードゲーム版では,全国のアミューズメント施設を結ぶタイトーネットエントリーシステム「NESYS(ネシス)」を活用し,オリジナルのゲームモードも提供する。
“ストーリーモード”はPC版「Half-Life 2」のシナリオを楽しめる,一人プレイ用モード。“バトルモード”ではNESYS(ネシス)を利用した,他人数で参加可能なリアルタイムオンライン対戦で全国のプレイヤーと対戦。“ミッションモード”では複数の仲間と一緒に,救出作戦やタイムアタックなどの任務に挑む,チームミッションをすることができる。チームはオンラインで全国のプレイヤーから編成,また個人のゲームデータはサーバーに蓄積され,全国でランキングを競いあうことができる。
[H_B, SOFTBANK GAMES]
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