|
「ニンテンドーW」GC・GBAの任天堂タイトルも充実
|
|
2004年11月13日 |
「ニンテンドーワールド Touch! DS」では,当然ながらニンテンドーDSに目を奪われがちだが,実は「メトロイド」「スターフォックス」「ファイヤーエンブレム」「ちびロボ!」と,ゲームキューブの任天堂大作タイトルの充実振りが凄い。いずれも現在開発中だが,全て体験台が用意されていて実際プレイが楽しめるのだ。
「メトロイドプライム2 ダークエコーズ」は,前作「メトロイドプライム」の続編。今回のストーリーは,惑星エーテルで消息を絶った銀河連邦軍を捜索していた“サムス”が,ライトワールドとダークワールドという相似をなす2つの世界の間で起きたエネルギー戦争に巻き込まれていく……というもの。
本作は,メトロイド史上初の対戦モードが搭載され,最大4人まで同時対戦可能。会場でも4分割画面での対戦をプレイすることができ,小さい画面領域ながらしっかり対戦できる様も見て取れた。もちろん1人用モードも素晴らしく,滑らかな動きに圧倒された。現在のところ,発売日は未定だが,開発度は90%ということなので近いうちに発表があるはずだ。
「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」は,ファン超待望,ゲームキューブでは初となるシリーズ最新作。本作では新コマンドとして「体当り」が採用された。力の強いユニットはこのコマンドによって相手ユニットを1マス押し出すことができ,膠着状態を崩したり敵から味方を守ったりといった戦術の幅が広がった。初心者でも楽しめるノーマルモードから,手ごたえのあるハードモード,そして究極のマニアックスモードの3つを用意される。
会場では戦闘シーンを見ることができたが,画面の切り換えなくマップ上で3D戦闘が行われ,その動きが滑らかなこと,またキャラクターやコマンドの選択などインタフェースのレスポンスの良さに驚かされた。現在の開発度は70%で,今冬の発売予定。期待して待ちたい。
「スターフォックス アサルト」ゲームキューブ初登場のシリーズ最新作だ。今回はフォックスを操りながら,アーウィン(戦闘機)やランドマスター(戦車)も自在に乗りこなさなければならない「乗り換えアクション」が重要なポイント。空中戦に地上戦,肉弾戦。どのタイミングで「乗り換え」るかがゲーム攻略のカギとなる。
また,対戦モードも復活し,最大で4人同時プレイが可能になった。実際に動きを見ると,やはりぐりぐり動くし,マシンのデザインが格好良い! また,台詞は日本語になっていた。開発度は現在80%,発売は「冬」を予定している。
「ちびロボ!(仮称)」ブースでは,イベント唯一のチラシ配布が行われていた。「ちびロボ!(仮称)」は,小さなロボットが主人公のぷちアクションアドベンチャー。サンダースン家にお誕生日プレゼントとしてやってきた身長10センチの小さなロボット,ちびロボ。家族をハッピーにするために作られた一家に1台の自主行動型ロボット。床の汚れを掃除したり,探し物を見つけたり,熱帯魚にエサをあげたりすることで家族みんながとってもハッピー。ハッピーを溜めに溜めて、目指すはちびロボランキングの第1位(のはず)!ただし,ハッピーだけではなく,邪魔する敵も現れて……。といったストーリー。
10センチのちびロボは本当に小さくて,カワイイ。動力源は電気で,おしりから生えたプラグをコンセントに繋ぎ,充電する。体を動かした作業のほかに,頭のローターで飛ぶことが出来たり,電気玉を発射して敵をやっつけたりなんかもできてしまう凄い奴だ。
開発は現在50%だが,会場ではしっかり体験台が用意されていて,ちびロボを操ることが出来た。名作の予感も……!
ゲームボーイアドバンスのゲームタイトルでも,発売前のタイトルを体験することができる。開発度95%で発売日未定の「のののパズルちゃいリアン」,90%で12月9日発売予定の「ヨッシーの万有引力」,90%で発売日未定の「The Tower SP」「ぶらぶらドンキー」「マリオパーティアドバンス」など開発中のタイトルも注目したい。
[H_B, SOFTBANK GAMES]
|