1999年11月8日 更新

セガらも出展。「第10回ライセンスフェア」開幕！

　本日（11月8日），東京ファッションタウン内にあるTFTホールにおいて，ライセンスビジネスに関する企業向け展示会「'99 第10回ライセンスフェア」が開幕した（下写真）。主催はライセンスフェア実行委員会。10日まで。

「ライセンスフェア」は，著作権や知的所有権の理解を深め，キャラクターなどの活用の機会を広げることを目的として毎年開催されているもの。第10回目となる今回もセガや東宝，レイアップなど13社がブースを構えていたぞ。

　なお，この「ライセンスフェア」は企業ユーザーを対象としたイベントで，一般ユーザーは入場できないので注意。

　セガ・エンタープライゼスのブースでは，Dreamcastの試遊台が2台用意され，「シェンムー」と「スペースチャンネル5」がプレイできるようになっていた。今回のセガの主役はこの2本か？

「シェンムー」（写真）はリアルなキャラデザインがウリだけに，グッズ展開などのライセンスビジネスが従来とは多少異なってくるようだ。ブースでは，シブくてかっこいいデザインのTシャツや，「シェンムー」のあのマークが入ったCDケースなどが展示されていた。「デザインがリアルなだけに，中途半端なグッズなどを出すのではなく，より「本物指向」のライセンスビジネスを展開していきたい」（セガ）。

「スペースチャンネル5」関連では，TGSで配ったモロ人形だけが展示されていただけだったが，「キャラクターも”立っている”し，従来のセガの作品ともちょっと異なるので，さまざまなキャラクタービジネス展開ができる」とセガも期待を寄せていた。

　いずれにしろ，両タイトルともセガが注力している作品だけに，今回のフェアをきっかけにして，さまざまなライセンシーからグッズなどが登場するかも。

　そしてAMショーで大ブレイクしたマラカスを使った音楽ゲーム，「サンバDEアミーゴ」も，ビデオ出展されていた。年末にはゲームセンターに登場するというこのゲーム。ユニークなキャラクターたちもウリなだけに，来場者たちの注目を集めていたぞ。どんな展開が待っているのか注目だ。

　セガブースでは，ほかに「ソニック」「サクラ大戦」「ぷよぷよ」の定番タイトルの関連グッズがずらり。

　DCとなってデザインがさらにカッコよくなった「ソニック」は，欧米のDC人気と相俟って，今後もセガのキャラクタービジネスを支えていくことになるだろう。さらに先日「3」が発表されたばかりの「サクラ」，および「〜DA！」のリリースが待たれる「ぷよぷよ」のビジネス展開からも目が離せないぞ。

　ほかのブースの模様は以下の一覧からどうぞ。

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[原 毅彦，SOFTBANK GAMES]

LINK:
第10回ライセンスフェア

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