■システム2
「アクション」
ミッション本番はお馴染みのFPSだ。マップは吹き抜け構造の家屋や迷路状の坑道などバリエーションに富んでいる。戦術的には,全ミッションを通じて自ずとCQB(Close Quarter Battle,屋内等,閉鎖空間での近接戦闘の意。徒手格闘とは異なる)が主となるだろう。
大抵の建物には複数の進入路があり,マンネリな展開になりがちなマルチプレイにも適している。
デフォルト画面下部には装備とチームメンバーのステイタスパネル,現在位置を中心にしたミニマップが表示される。ミニマップの外周には大まかな脅威の方向も示されており,初心者にも親切なつくりとなっている。
ミッションが始まったらまずはマップオーバーレイ(拡大地図)を呼び出し,現在位置を確認しよう。
■パーテーションの影に愚かなテロリストを確認!特殊閃光弾で動きを封じ,MP5で掃討してやろう。
またミッションによってはほかの味方チームとの共同作戦もあるが,その詳細はプレミッションでは知らされない。作戦中は地図に味方の位置が表示されているので,作戦中の誤射を避けるためにも気を配ろう(CQB実戦経験者に聞いた話だと,実際の現場でも誤射はケッコウ多いそうな)。
作戦行動は主に,「索敵→移動→攻撃」の地道な繰り返しだ。敵は一箇所に留まっている立哨と,一定のコースを見まわる歩哨の二種類がいる。デフォルトの突入経路から外れても自動的にリルートされるので,敵の警戒体制を観察し,死角から切り崩していこう。
■壁の向こうにテロリストが潜んでいる……。プレイヤーは,常に最新の注意をはらって行動することが要求されるぞ!
銃は連射/単射の切り替えが可能だが,命中成績にこだわらない限りはフルオートで問題ない。特にサブマシンガンの9mm弾だと,頭を狙わない限り一撃必殺は難しい。CQBのセオリー通りに標的の頭から胸にかけて連射を叩き込み,確実にノックアウトすべし。
チームメンバーへの指示は,コマンドインターフェイスからマウスで選択する。ここでは作戦中の行動原則と,「制圧」「ドアを開ける」「手榴弾」といった戦術的な指示が可能だ。インタフェースを開いている間はゲームにはポーズがかかるようになっている。なお,行動原則の変更はキーボードからでも可能だ。
作戦中のクイックセーブ/ロードは何度でも可能だ。コツを掴むまではこまめなセーブを心掛けよう。
「アクション結果」
ミッションの成否に関わらず,アクション終了後にはその結果がまとめられる。
ここではミッションの成否,各クリア条件の達成状況,チームメンバーの状態の他に,各員が倒した人数,発射弾数と命中率などが集計される。
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