第2回 先生との出会い:ひと夏の「童話王国」ホームステイ(3/4 ページ)
早くも折り返し地点に到達しましたこの連載。2回目である今回は、「童話王国」歴1年の先生との出会いによってドラマチックに展開していきます。よわよわゼリーのイエロンは果たしてどのような成長を遂げたのか。そしてよわよわcobracchiはどれだけオンライン生活に慣れたのか。とくとご覧ください。
壮絶なる大ダメージ!
戦闘に明け暮れながらチャットでいろいろ聞いてみた。Fさんは1年くらい前から「童話王国」をプレイしているらしい。現在のレベルは60! しかし「これでもまだ自分はまったりやっているほう」とのこと。上には上がいるらしい。そうか、そんなプレーヤーたちは今どこで何をしているのだろう。
「『童話王国』はほかのMMORPGと違ってまったりできるのがいい。ガツガツしてないしシビアじゃない世界だから長く続けて遊んでいるのだと思う」とFさん。ええ、ええ、おっしゃること何となく分かります。まだ触りしかやってない筆者ではあるが、その魅力は肌で感じることができる。こうして心優しい上級プレーヤーにいろいろ教えていただいて少しずつ世界の仕組みが分かりつつある今、「これは面白いゲームだな」という思いが芽生えているのだ。
そんな話をしていたらFさんの姿が元に戻った。白一色の綺麗なねえさんキャラである。ねえさんキャラのFさんは「面白いものを見せましょう」と言い、ダンジョンの奥へと向かった。
そこでFさんがcobracchiに見せてくれたものは一匹に対する大量ダメージ技。5700ポイントのダメージって! すごすぎる。「条件がうまく揃うとあれくらい出るんです。もっと出るようにもできますよ」とのことだが、それにしてもそのレベルに達するのはまだまだ先だと思うとくらっと眩暈がする筆者であった。
しばしのお別れ
めくるめく戦闘に次ぐ戦闘。圧倒的な強さで幻獣たちを薙ぎ倒すFさん。イエロンをつけた剣でささやかなダメージを与えることしかできないcobracchi(たまに敵の攻撃が当たって慌てて回復をするcobracchi)。そんな修羅の道とも言うべき戦闘タイムも筆者の都合でお開きになる時間がやってきた。「すいません。そろそろ落ちます」「わかりました」といった感じで本日の戦闘は終了。結果としてはレベル7になった。もちろんひとりで同じ時間プレイしてもレベル7にはなり得なかっただろう。Fさんサマサマである。
レインボーとチェリー村を結ぶ魔女のところまでお見送りしてくださったFさん。最後は名残を惜しむようにふたりでいろいろなアクションでふざけあい「また夜つなげますんでよろしく」と王国を出た筆者であった。Fさん、いずれまた遊びましょう。ほかの方々もお気軽にお声がけくださいね。
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