Xbox 360用の外付けHD DVDドライブを年内発売へ(2/2 ページ)
Microsoftは、Xbox 360用として外付けのHD DVDドライブを発売すると発表。これにより、Xbox 360でHD DVDコンテンツが楽しめるようになる。
2006年6月までに450〜550万台の出荷を見込む
ピーター・ムーア氏は、外付けHD DVDドライブの発表に先立ち、Xbox 360の販売状況などについての説明も行った。
すでにXbox 360の発売から90日ほど経過しているが、すでに30カ国で販売が開始され、2006年6月までに全世界で450〜550万台の出荷を予定しているそうだ。また、Xbox 360の1台あたり、対応ソフトは4本、周辺機器は3個という高いアタッチレート(ハードあたりの購入率)を誇っているということも示された(これはおそらく北米での数字だと思われる)。さらに、Xbox Liveマーケットプレースでは、Xbox 360発売後4週間で400万ダウンロードを達成したことも発表され、非常に好調な滑り出しであることを強調。加えてXbox Liveマーケットプレースでトム・クルーズ主演の映画「Mission Impossible 3(M:i:III)」の予告編が独占的に配信されることも発表された。
その後ステージ上では、Electronic Artsが北米市場で2月に発売を予定しているボクシングゲーム「FIGHT NIGHT ROUND 3」を利用したデモが行われた。このデモは、2人の対戦プレイという形式で行われたのだが、アメリカのスポーツチャンネルESPNでボクシングの実況を長年勤めているアル・バーンズ氏によって紹介された。紹介されて登場した対戦者は、ビル・ゲイツ氏と、Microsoft CEOのスティーブ・バルマー氏。例年CESの基調講演では、この2名が登場するパロディビデオの上映が恒例となっているが、今年はこの2名によるゲームの対戦プレイがそのパロディビデオの代わりとなった形だ。
ゲイツ氏がモハメド・アリを、バルマー氏がジョー・フレイジャーをそれぞれ操作して対戦が行われたが、淡々とプレイするゲイツ氏と、ステージ上で飛び跳ねはしゃぎつつプレイするバルマー氏の対比がかなりおもしろかった。最終的には、アリがフレイジャー(つまりゲイツ氏がバルマー氏)をノックアウトする、という形で対戦が終了したが、バルマー氏がノックアウトされた瞬間にコントローラーを投げ捨てたのが印象的だった。
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