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ようこそ“アトルガン”観光スポット駆け足ツアー「ファイナルファンタジーXI アトルガンの秘宝」発売直前プレイリポート(2/2 ページ)

エリアの拡大に伴い追加実装される内容は多岐に渡る大規模なもの。発売直前のこの日もいまだ最終調整中という大変多忙な中、アトルガンの秘宝をテストプレイさせてもらえたので、その様子をお伝えしよう。

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ハルブーン

 ゼオルム火山の麓にある、トロールの傭兵団が築いた軍都「ハルブーン」。青魔道士の青魔法「火炎の息」や「針千本」、コルセアの「ファントムロール」をモンスター相手に試してみた。


アラバゴ暗礁域(Arrapago Reef)

 メロウやラミアが出没する「アラバゴ暗礁域」には、死者の軍団(Undead Swarm)と呼ばれるアンデッドモンスターが出現。その先には一見かわいい顔をしているが、数が多い上にリンクする(しない種もいる)鳥型の「Arrapago Apkallu」などが生息している。メロウの頭に緑色の物が見えるのは、青魔法「種まき」だ。この青魔法を使うとモンスターの頭上に双葉が生える……。


エジワ蘿洞(Aydeewa Subterrane)

 「エジワ蘿洞」はワジャーム樹林の地下に広がる洞窟で、苔や青白い光を放つキノコ類に覆われた場所だ。古代オルドゥーム文明の町があった場所とされている。ここで盗掘をしている「キキルン」がモンスターとして出現するエリアだ。


マムーク

 新モンスター「Mamool Ja Zenist」などが出現するマップ。新獣人マムージャの都。コカトリスに似た「ジズ」やオウムのような「コリブリ」などの新モンスターがいた。


ナシュモ(Nashmau)

 アズーフ島唯一の街ナシュモは、人間の代わりに獣人「キキルン」が住む。キキルンは基本的に善良な獣人だが、エジワ蘿洞に出現するキキルンも全く同じ種族で、時には盗掘といった悪事も働くようだ。話しかけてみると「ふぉっ! ようへいいっぱい?」「あんまいの、オマエくれたら、おしえてやげる」などと、たどたどしくではあるが喋ってくれる。

NPC奪回もあるビシージ

 今回の体験プレイはわずか3人ということもあり、獣人が街を襲う「ビシージ」を試すことはできなかった。すでにお伝えしているように、ビシージは「魔笛」を巡って獣人軍と傭兵たるプレーヤー達が攻防を繰り広げるシステムで、魔笛を守りきれず奪われた場合、敵の本拠地まで取り返しにいかなければならない。しかし奪われるのは魔笛だけではなく、時に獣人達は街のNPCを誘拐することもあると言う。商店のNPCが誘拐されればアイテムの購入ができなくなるので、当然救出に向かわねばならない。ビシージは獣人軍が攻めてきた時点で自動的に傭兵扱いとなるプレーヤー参加型のイベント。こちらから出かけて単にフィールド上のモンスターを倒すのとは違う、RvR(種族間大規模戦闘)にも似た感覚が楽しめるのではと期待している。

 いささか慌しくはあったが、各新ジョブの使い勝手や新マップの美しさを堪能するには十分な内容のアトルガンツアー。実感としてはモンスターのAIは従来と比較して多少改良されたようだ。特にエジワ蘿洞に出現するキキルンなどは、戦闘中でも誘うように奥へ奥へ走り出す。追えばその先でリンクモンスターを呼ぶため、プレーヤーにはパーティーメンバー同士の強い連携や、思考する戦い方が要求されそうだ。

 何はともあれ発売まではあとわずか、まだ見ぬアトルガンへの期待と想像を今しばらく楽しみながら4月20日を待っていてほしい。


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