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あの突発企画が再び――WiiタイトルをがっつりプレイしてきましたWii Preview(2/2 ページ)

ここぞとばかりにプレイアブル出展されていたタイトルの中から、「マリオストライカーズチャージド(仮称)」、「突撃ファミコンウォーズW(仮称)」、「戦国無双 Wave」、「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」など、6タイトルのインプレッションをお届けする。

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蹴ったり振ったり大忙し――「マリオストライカーズチャージド(仮称)」

photo やはり新しい操作であるWiiリモコンでのタックルは新鮮だった

 ゲームキューブで発売された「スーパーマリオストライカーズ」の続編にあたるタイトル。 マリオワールドの住人たちが、独自のルールに則ったハチャメチャなサッカーを繰り広げるスポーツアクションゲームだ。

 Wiiリモコンにヌンチャクを装着した状態でのプレイが可能。ヌンチャク側のスティックで移動、Aボタンがパス、Bボタンがシュート。Bボタンでのシュートはチャージすることでより強力なものになり、ある程度以上のチャージでスペシャルシュートを出すこともできる。また、ディフェンス時はWiiリモコンを振ることでタックルすることができるほか、Wiiリモコンのポインティングでゴールキーパーが迫りくるボールをはじくことができるなど、Wiiならではの新要素も満載だ。


photo 豪快なシュートを決め凱旋するドンキーコング。我がマリオチームは、かなり攻め込まれてしまった

 ちなみにここでも、筆者はスタッフのお兄さん相手に無念の敗退。途中手加減してもらうような局面もあり、何だかもうぐだぐだである。ただ、マリオのスペシャルシュートを決めることもできたし(これが本当にエフェクトが派手で気持ち良い)、敵チームのドンキーコングのパワフルなシュートも食い止める局面もあったりしたので、全体的に楽しく爽快(そうかい)にプレイすることができた。

 発売は2007年内ということで、詳細はまだ不明だが、前作のファンは楽しみに待っていていただきたい。

より直感的な操作を楽しむことができる――「突撃ファミコンウォーズW(仮称)」

photo 「突撃!!ファミコンウォーズ」の2作目がWiiに登場!

  ウォー・シミュレーションゲーム「ファミコンウォーズ」シリーズの外伝的なタイトルと考えられていたアクションゲーム「突撃!!ファミコンウォーズ」の2作目。基本操作はヌンチャクのスティックで移動。Zトリガーでロックオンし、Bボタンで射撃。Aボタンで自軍のユニットに命令をくだせる。

 自分以外の仲間の兵隊に命令をして道を切り拓く戦略的な要素もあり、かなりアクション性の高いものに仕上がっていると感じた。まだ開発中のためか、内容は海外版の英語仕様で、プレイできたステージは最初のチュートリアルの部分のみ。


photo 自軍ユニットとの連携で、どういうプレイが可能なのか? 今はまだ謎の部分が多い

 というわけで特にボコボコにされることもなく、マップ上に表示されているスターに向かっていけば進めるというものだった。

 グラフィックは「ファミコンウォーズ」譲りの無骨でハードな戦争モノという印象だが、さすが最新ハード、かなり美麗に描かれている。もしかしたら先に進めばさらに戦略的な要素が追加されていくのかもしれないが、Wiiで登場する新たな「突撃!!ファミコンウォーズ」を楽しみにしていてほしい。

Wiiで卍解、待ったなし!――「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」

photo Wiiで「BLEACH」が遊べる! 誰が使用できるのか気になるところだ

 任天堂タイトルで3連敗が続き(4戦目は勝ち負けとかではないし……)、さすがにへこんできた筆者だが、Wiiの未体験タイトルが控えているとあらば、まだまだ勝負をやめるわけにはいかない! というわけでお次はセガの「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」。

 週刊少年ジャンプで連載中の人気マンガ「BLEACH」のゲームは各種ハードで数多く発売されているが、今回のプレイアブル版は、Wiiで出すからにはWiiの機能を存分に使わねば、というセガの気概が感じられるものになっていた。


 リアルな3D空間での剣戟対戦アクションで、攻撃は基本的にWiiリモコンを刀に見立てての操作による。Wiiリモコンを横に振れば横斬り、縦に振れば縦斬り、前方にフェンシングのように突けば突きが出るので、非常に直感的だ。ヌンチャクで移動、Zトリガーでガードというあたりは、今までの対戦アクションと同じ要領なのですぐに慣れるだろう。

 Aボタンを押したままで縦斬りをすると必殺技のようなものが出る。また、ヌンチャクをブンブンと振り回すことでゲージがたまっていき、ゲージが完全にたまった状態でCボタンを押せば、卍解状態になる。とっつきやすい操作方法なので一度理解すれば迷うことはないはずだ。

photo こちらは“強い奴と戦いたがる”更木剣八。グラフィック面での各キャラの再現度も高く、その点でも期待が持てそうだ

 ちなみに筆者は市丸ギンを選択し、スタッフの涅マユリと対戦。もしかしたら手加減されていたのかもしれないが、ここでは快勝することができた。三連敗のあとの勝利なのでうれしさも格別だ。

 賞味10分くらいのプレイだったが、ゲージをためる操作から卍解への流れや、Wiiリモコンで剣を振る操作などがけっこう楽しくてクセになりそうな感じがした。新世代対戦アクションのひとつの正しい形がここにあるような気がするタイトルだ。「BLEACH」ファンなら抑えておいて間違いないだろう。

攻撃に特化した新しい“無双”――「戦国無双 Wave」

photo 荒野の向こうから敵がこちらに向かってくるさまは見ていて壮観。ある程度接近したらバッサバッサと斬り倒すべし

 コーエーからは2006年12月に「戦国無双 Wave」が登場する。従来の「無双」シリーズとは異なり、一人称視点、半強制スクロールによるアクションゲームになっている。

 基本はWiiリモコンを振ることによって敵を斬るというアクション。接近してきた敵しか斬れないので、一度に斬れる人数は多くても3、4人。一騎当千という感じではなくなってしまったが、違うアプローチのアクションだと思えば楽しめるのではないだろうか。思わず斬る時に格好つけたポーズをとりたくなるような、爽快(そうかい)なアクションを味わうことができる。


photo プレイアブル版のラスボスは真田幸村。防御と攻撃のタイミングを間違えるとギッタギタにやられてしまう

 基本的にスクロールは強制的なので、プレーヤーはとにかく敵への攻撃に集中する必要がある。スタッフいわく“Wiiの機能で斬るアクションを盛り込みたかったんですけど、それだと従来の「無双」系とは違うスタイルのほうがいいんじゃないかってことで、こういうシステムになったんですよ”とのこと。

 新生「無双」に自信あり、という感じだった。2006年12月発売とのことなので、Wiiで遊べる日はそう遠くないだろう。

(C)2006 Nintendo


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