+D Games Weekly Access Top10
2008年09月01日〜2008年09月07日
ご覧のとおり、「美・画面 PSP」関連が“遠慮なく”上位を独占した。PSPは携帯ゲーム機の顔ともいえる“画面”を、より美しく表示させるという、いわば正統進化を遂げたことになる。昨年発売された、PSP-2000の時のような劇的な変化は見た目ないが、電源を入れて画像を見比べてみるとなるほど変わっている。
記事にもあるとおり、PSP-3000とPSP-2000の形状を比べてもそれほど違いはない。両サイドのエッジに多少丸みを加わり、従来あった「HOME」ボタンが「PS」ボタンに変更されたことを受け、SONYマークが左側(本来PSマークがあった場所)へ移動。そして、VOLボタンの隣に標準搭載の内蔵マイクの穴が開いているくらいだ。やはりキモは「携帯機器では最高クラスのコントラスト・応答速度・広色域を実現」し、また「反射低減技術の採用により、明るい場所でも画面が見やすく」なった点。
実際に見比べてみると、やはり肌色や赤色といった暖色系の発色が顕著。より濃淡がはっきりしている。ただ明るく描写するだけでなく、本来あるべき色をちゃんと表示できるようになったというべきだろうか。現状、もっともその美しさを体感できるのは写真などを見比べた時。というのも、発売済みPSP対応タイトルは従来のPSPでもっとも見やすいよう調整されており、見比べてみたところでそれほど「美・画面」の恩恵を受けることはないからだ。PSP-3000発売を見越して発売される今後のソフトに期待したい。
ちなみに、冒頭にある“遠慮なく”ですが、2007年10月にSCEJプレジデントに就任したショーン・レーデン氏がカンファレンスで繰り返し使っていたフレーズを引用したもの。「我々はこれから遠慮なくPSPを進化させていく」とのことですが、遠慮はいりません。やっちゃってください。
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