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かわいいリビッツから、かよわいスペランカーまで――PS3のタイトルをプレイしてきました東京ゲームショウ2008 SCEJブース(2/2 ページ)

SCEJブースで遊べたプレイステーション 3のタイトルについて、プレイリポートをお届けする。最新作からマニアックなダウンロード専売タイトルまで、各種取りそろえております。

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ダウンロードで手に入る魅惑のタイトル――PLAYSTATION Store

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 PLAYSTATION Storeでは、ネットを介してPS3やPSPにさまざまなコンテンツを提供している。これまではプレイステーションアーカイブスによる旧作の販売がメインだったが、今後はダウンロード専売のタイトルも充実してくるだろう。いち早くプレイできたダウンロード専売タイトルについてお伝えする。

●WipEout HD

photo 音速でかっとばすと超気持ちいい

 知る人ぞ知る反重力レーシングの名作「ワイプアウト」シリーズ。その最新作がPS3で遊べるとなれば、自称ワイパー(ワイプアウトファン)の筆者が黙ってはいられない。

 というわけでプレイしてみたのだが、HDというだけあってグラフィックはかなり強化されている。コースは旧作のものだが、良いコースは何度走っても楽しいもの。懐かしさとともに熱いワイパーの血がたぎってしまった。

 エアブレーキによる浮遊感もバッチリで、オンラインなら8人まで同時にレースできるとのことだった。価格が1800円(税込)とお手頃なのもいい。レースゲーム好きなら、ぜひチェックしてほしい。


●みんなでスペランカー

photo いつまでも最弱でいてください

 通りがかった時には「みんなでスペランカー…ふーん。ああそうですか(通り過ぎようとして、しかし歩みを止め)……み、みんなで“スペランカー”だとぉ。な、何だってー!」と完全に二度見してしまった。ファミコン世代の人間にはあまりにも有名な史上最弱の主人公が、最新鋭のハードで帰ってくるのだ。

 グラフィックはクラシックとノーマルが用意されていて、クラシックならファミコンの画面そのまま、ノーマルなら新たに描き起こされたグラフィックで楽しめる。どうせならということで新しいほうをプレイしてみたが、ここで衝撃(いやむしろ期待通り)の事実が! グラフィックは良くなったのに、ちょっとズレただけで死ぬのだ……。

 あの弱さは何にも変わっていなかった。英断、英断である。これでこそスペランカーなのだ。爆風に巻き込まれはいけないのを忘れてて死んだり、ハシゴから少しズレて死んだりと、相変わらずの弱さが楽しくて死にまくっていたら、あっという間に残機がなくなりゲームオーバー。大したことはできなかった。プレイリポートとしては失格かもしれないが、何ら後悔はしていない。

 体験版ではタイトルの“みんなで”の部分がまったく確認できなかったのだが、一体何をみんなでやるのだろうか? 画面上に4人の主人公がいて、画面のあちこちで死にまくるゲームになったら壮絶だが、きっとそういうことではないだろう。この辺りは続報を待ちたい。


photo 同コーナーにはほかにもプレイできるタイトルがあり、中でも「ゴミ箱」という新規タイトルは人気だった

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