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サプライズゲストにKalafinaが登場――ARを用いたコラボもお披露目された「イヴの時間」先行上映会

映画「イヴの時間」の特別先行上映イベントに、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー、吉浦康裕監督、主題歌を担当したKalafina、AR三兄弟の長男が駆けつけた。

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 3月6日に公開されたアニメーション映画「イヴの時間」が誰よりも早く鑑賞できるイベント、「ネクスト・リアル1『イヴの時間〜上映&トーク〜』」が2月19日、ニッポン放送のイマジンスタジオで開催された。

吉田アナにとって世界の見方を変えた作品

吉田尚記アナウンサー

 開演時間になると、本イベントの発起人であるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが、今回のイベントを開催するに至った経緯を説明した。吉田アナにとってイヴの時間は鑑賞後に世界の見え方が変わるような、ここ数年で最大の衝撃作だった。あまりに好きになったため自分で企画書を書き、協力者を募り、どうにかニッポン放送の許諾を得て本イベントの開催に結びついたそうだ。

 早速、その面白さを共有しようと上映が始まるが、途中で機材トラブルが発生し、上映はいったん中止してしまう。どうにか持ち直して無事に上映が終了すると、ステージには本作の原作、監督、脚本、演出を務めた吉浦康裕が登場し、吉田アナとのトークが始まる。

吉浦監督との熱いトークが交わされる(写真:左)。また、当日のイベントについてtwitterでつぶやくことが許可されていたので、イベントを鑑賞しながら手元の端末でつぶやく観客が多数見受けられた(写真:中央)

 Kalafinaが歌う主題歌をいただいた後にEDクレジットの絵が追加されたエピソードや続編に関する話題、二人のロボット観など熱い議論が交わされる中、今度はサプライズゲストとして、本作の主題歌「I have a dream」を歌うKalafinaがステージに現れる。

監督も当日まで知らなかったスペシャルゲスト

 主題歌の制作についてWakanaは「今回のI have a dreameという曲は、作詞・作曲・編曲を担当された梶浦由記さんの中で元からモチーフとしてイメージがあったものなんです。イヴの時間という作品と出会ったことによって完成したとおっしゃっていました」という誕生秘話を明かした。

Kalafinaの3人。左からHikaru、Keiko、Wakana

 また、Kalafinaの3人は関係者向けに開催された試写会で本作を鑑賞したそうで、映画の感想を求められてHikaruは「映画終盤の、マサキとテックスのやり取りで号泣しました。でも、自分たちの歌が流れてきたところで緊張して、さーっと引いていきました(笑)」とコメントして会場を笑わせる。

最もロボットっぽいKalafinaメンバーは?

 続けて吉田アナがKalafinaの中で一番アンドロイドっぽいのは誰かと尋ね、3人が一斉にアンドロイドっぽいと思うメンバーを指差すと、Wakanaは自分を、KeikoはHikaruを、HikaruはKeikoを指差し、見事なまでにバラバラの結果となった。


AR三兄弟の長男(写真中央)

 3人とも、「私、ウルトラマンになりたいのと同じような願望で、ロボットになってみたいです。大して言うこと聞かないでどこかへ行きたいですね」(Wakana)、「(Keikoが)一番お人形さんぽいから。こういう可愛いロボットが欲しいなと思います」(Hikaru)、「Hikaruはおっとりしてるんですよ。こんなハウスロイドが居たら癒されていいじゃないですか! Wakanaはコーヒーをお願いしても『コーヒーだけって言わずにさ、ケーキも食べなよ!』みたいに暴走しそう(笑)」と、それぞれが抱く印象はそんなに外れていないのかもしれない。

 Kalafinaの3人がステージから下がってイベントも終盤に入ると、映画「東のエデン」の舞台挨拶でも話題を呼んだAR三兄弟の長男がTシャツやカードを使ったAR(拡張現実)をお披露目して、吉浦監督を含む全員を大いに驚かせる。最後は吉浦監督が、いち早くイヴの時間を観たいと会場に駆けつけたファンへ感謝の気持ちを述べて、イベントの幕は閉じた。

当日披露されたAR技術の模様

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