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「まが玉手作りキット」で古代人の気分になってみた大人の理科

まが玉づくりは根気のいる仕事。古代人はすごかった。

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 時間に余裕のある夏休み、古代人の気分を体験してみよう――実験キット紹介シリーズ4回目は、ちょっと趣向を変えて「まが玉手作りキット」(578円)を紹介する。

 「まが玉手作りキット」はまが玉の材料である滑石(大1個、小2個)と紙やすり、耐水ペーパー、ひもがセットになっている。マイナスドライバーやペンを用意すれば準備完了だ。


石とやすり、ひも、説明書入り

 作り方はいたって簡単。滑石にペンでまが玉の形を描いて、マイナスドライバーの先でひもを通す穴を空ける。滑石は柔らかいので、力任せにせず、少しずつ穴を空けていくのがポイントだ。穴が空いたら、紙やすりを使ってまが玉の形に石を削っていく。きれいな形に削れたら耐水ペーパー磨けばできあがり。

石にまが玉の形を描いて、ドライバーで穴を空ける

 ――こう書くと簡単そうに見えるが、これが結構大変だ。確かに工程は単純なのだが、根気が必要になる。小さな方の石でも、できあがるのに30分以上かかった。しかもきれいな球形にするのがこれまた難しい。ひたすら石を削っていると、ふっと無心になれる瞬間もあるが、なかなか集中力が続かない。古代人のすごさを感じた。

ひたすらやすりで削って、(ちょっと滑らかさが足りないけど)できあがり。付属のひもに通して首飾りにするのもよし

 少しずつ作業すること数日、まが玉はできあがったが、あまりきれいな形にはならなかった。もっと時間をかければきれいになるのだろうが……根性のない自分が悲しい。

 まが玉づくりには手間と時間がかかるので、時間がある夏休みにこそやってみるとよいのではないだろうか。古代人はこうやってコツコツと作っていたのかと身を持って体験できるのは面白い。

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