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超小型のビデオカメラ! カメラ目線の迫力ある動画が撮れるアクションカム【デジ通】

通常はなかなか撮影できない環境で、動画を撮影する「POV」(Point of View)と呼ばれているビデオカメラ市場が成長している。

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ソニーのアクションカム HDR-AS15

通常はなかなか撮影できない環境で、動画を撮影する「POV」(Point of View)と呼ばれているビデオカメラ市場が成長している。こうした撮影ができるカメラをアクションカメラと呼び、通常のビデオカメラと区別している。

たとえば日本のテレビ番組で、高い場所からのバンジージャンプやジェットコースターといった怖いけど大人気の遊園地の乗り物に乗っている様子を撮影するためにヘルメットなど取り付けられているのを見かけることがあるだろう。まさにアレのことだ。

例えばサーフィンやスキーなどのスポーツ中のカメラ目線での風景を撮影するのにも使われる。F1中継などで車載されているカメラなども、同じ類のものだ。こうした多少のことでは壊れない小型ビデオカメラは従来、比較的小規模な会社が製品を販売していたが、最近は大手メーカーもこの市場に参入し始めている。

この分野のカメラは、カメラ本体自体頑丈だったり、防護・防水・防塵の専用ハウジングを使うことでサーフィンやスキューバーダイビングなどでも余裕で耐える性能を持っている。おいそれとは壊れないようにへビューデューティー性能を備えながら小型軽量なのがポイントだ。

ただ、ズーム機能などはなく、超広角でフォーカスもすべてにピントが合うパンフォーカスが基本など、一般のビデオカメラとは機能自体が異なるが、小型軽量で堅牢製も高いという特徴から、通常では撮影できない用途に使われ、そうした動画をユーザー自身が撮影してニコニコ動画などの投稿サイトで紹介している。Youtubeなどでも珍しい動画をアップして収益化を図っている専門の人などもいるようだ。

小型化を実現するために多くの製品にはファンダーも、撮影した映像を確認できる液晶画面などもない。あるのは撮影ボタンと、多少の設定ができるボタンがいくつかある程度だ。

最新の製品ではWi-Fi機能でスマートフォンやリモコンなどで撮影などができるようになるなど、高機能化し、なおかつ映像もフルHDや4K対応といった感じで高画質化している。

価格は2万円程度からで、通常の4〜5万する家庭用ビデオカメラと比較しても手ごろな値段になっている。安いのは機能自体が少ないことが理由だが、先述したようにテレビ放送用のカメラとしても使えるくらいで画質は悪くない。かなり高品質の映像を撮影できるのだから、いろいろなシーンを撮影して、ネットにアップするといったことに使える。

この分野の代表と言える企業がGoProだ。他にもContourなどいくつかの比較的小規模な企業が以前からこの分野に参入している。これらの企業によって市場が拡大したことなどからも、大手メーカーのビクターやソニーも最近になって参入し始めた。

大手メーカーの参入によってユーザーの認知度もアップ、その結果プロからホビーユースまで様々な場面で使われ始めている。YouTubeなどの動画サイトにも、これらのカメラで撮影した、通常では難しい場所やアングルで撮影された迫力の映像を多く見かけるようになっている。

オモシロ動画や迫力ある動画、あっと驚くような動画といった普通じゃ撮影できない動画を撮影したいと考えているなら、こうした製品はおススメだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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記事提供元:ITライフハック

livedoor CC-BY-ND

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