パクチー愛あふれすぎなサイト「Paxi」って知ってる?:全力でパクチってけよ!(1/2 ページ)
週1でパクチーを食べている記者が、パクチー好きが集まるコミュニティーサイト「Paxi」に潜入! Paxiのオフ会が開かれるというパクチー料理専門店へも“聖地巡礼”してきた。
突然ですが皆さん、パクチーはお好きだろうか? パクチーはその独特の香りから「カメムシソウ」とも呼ばれ、嫌われることが多いように思う。記者はパクチーが大好きで、手料理に入れてみたり、タイ料理屋に行ったりして、気づけば週1回は食べている。誰かが残すと言えば、喜んで頂戴する。
そんな記者がずっと気になっていたサイトが、パクチーを愛する人のコミュニティー「Paxi」だ。某人気SNSのようなネーミングで、サイトロゴにはパクチーっぽい葉っぱが描かれている。運営しているのは「日本パクチー狂会」。「協会」ではなく「狂会」って……謎すぎる。一体このサイト、何なんだ!?
「逆境にめげずにパクチってます」
Paxiは、パクチーに関連したニュースやブログなどを紹介している。サイト内のコンテンツは、某検索エンジンっぽいデザインの「パクチー検索」で探せる仕組みだ。オープンは2005年で、会員数は6月1日時点で1642人となっている。
会員登録すると書き込める掲示板「フォーラム」をのぞいてみよう。「ある日突然、辛い物が食べたくなるのと同じように『パクチー食べたい!』と思うようになってからパクチーの虜です」「色々あって今では何にでもパクチーが入ってないと物足りない体に」――など、パクチー愛にあふれている。記者も「その気持ち分かる!」と思わずうなずいてしまう。
パクチーを自家栽培している人々が「芽が出ました!」「だいぶ大きくなりました」と喜びを分かちあったり、「花が咲いてしまったのですが……。」と悩み相談したりすることも。「逆境にめげずにパクチってます」と相当な意気込みでパクチー人生を送っているユーザーに至っては、記者のような未熟者では、パクチー好きを名乗ってはいけない気すらしてきた。
Paxiを作ったのは、食料品の輸入や通信販売を手がける「株式会社 旅と平和」の佐谷恭社長。パクチーが好きすぎて、会社を8月9日(パクチーの日)に設立。パクチーを愛する人が集まった「日本パクチー狂会」の会長を務めている。さらには2007年にパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」をオープンした。
ネット上の口コミによると、この店は「パクチー狂の聖地」と呼ばれる場所らしく、Paxiのオフ会も定期的に開催されている。記者はPaxiユーザーのパクチー狂いっぷりに及び腰になりつつも、意を決して潜入することにした。
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