ニュース
誰でも“かめはめ波”が打てるようになった?――ARアプリ「プラーナ」初公開:3D&VR展
3D&VR展で、厳しい修行をしていない来場者たちが“かめはめ波”を連発していた。けしからん。でもなんだかオラ、ワクワクしてきたぞ。
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
誰でも“気”を放てるというアプリ「PRANA(プラーナ)」を、「3D&バーチャルリアリティ展」のプレミアムエージェンシーブースで見てきた。AR(拡張現実)を使って“気”を画面上に描くというものだ。
画面の前に立ち、腰を落として“気”をためると、(画面上で)だんだんと“気”が大きくなっていく。腕を前に突き出すと、ためた“気”が一気に放出され、画面をまばゆい光が駆け抜けていく。「ドラゴンボール」に登場する必殺技「かめはめ波」のようだ。
「プラーナ」はモーションキャプチャとARを融合させた同社の「LiveAR」技術を使ったアプリだ。Microsoftの「Kinect」を使ってユーザーの動きをモーションキャプチャし、プレミアムエージェンシーの描画エンジン「千鳥(ちどり)」でリアルタイムに映像を合成する。
advertisement
実際の動きと画面の“気”の動きにタイムラグはなく、画面だけ見ていると、録画済みの映像にCGを合成しているのではないかと思えるくらいだ。LiveARでは“気”以外のCGもリアルタイムに合成できるため、TVやデジタルサイネージに活用したり、例えばライブイベントでステージ上の人物が仮想キャラクターに変身し、それを観客用モニタに映すなどの使い方ができるという。
関連キーワード
3D | アプリケーション | 拡張現実 | モーションキャプチャ | バーチャルリアリティ | ARアプリ | デジタルサイネージ | ドラゴンボール | Kinect for Xbox 360
関連記事
2Dディスプレイが一瞬で3Dに! メガネ不要の3Dシート「Pic3D」を見てきた
シートを貼るだけで2Dディスプレイが3D対応になる、お手軽3Dシート「Pict3D」が3D&VR展で披露された。マリオやパックマンも登場! 建物の壁を使った、8ビットな「拡張現実」アート
チェコのデザイナーが公開した「8-bit invade」という動画が面白かったので紹介します。ありふれた建物の壁が……。上司からスズキが釣れた――ARカメラ搭載の釣りゲーム機が面白い
AR(拡張現実)カメラ搭載の釣りゲーム機「バーチャルマスターズリアル」なら、上司の顔を釣り堀にすることも可能だ。迫り来るエイリアンを撃ち落とせ――注目のARシューティング「appBlaster」
ウィズのブースでは、デジタルデバイスと連動したおもちゃが展示されている。中でもARを使ったシューティングゲーム「appBlaster(アプブラスター)」がかっこ良すぎる。動画でチェックしよう!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.