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Wikipediaが「Love」ボタン導入へ 編集者に賞賛贈る

Wikipediaに、Facebookの「いいね!」ボタンのような「WikiLove」ボタンが導入される。編集者に簡単に感謝や賞賛のメッセージを送れるボタンだ。

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 オンライン百科事典「Wikipedia」が、編集者に感謝や賞賛のメッセージを送る「WikiLove」を導入する。

 WikiLoveは、ハート型のボタンとしてページの右上に表示される。これをクリックすると、簡単に感謝や賞賛のメッセージ、ビールや猫の画像を簡単に編集者に贈ることができる。現在はプロトタイプのサイトでのみ実装されており、このサイトでテストアカウントを作ると試すことができる。6月29日から英語版Wikipediaで導入する予定という。

 Wikipediaを運営するWikimedia Foundationによると、Wikipedia編集者を対象に行った2011年のアンケートで、同サイトを編集したい理由として最も多く挙げられたのが「記事や編集内容をほめてもらえる」だった。一方、編集したくない理由で最も多かったのが「自分より経験のある編集者に見下される」だった。

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 「時間がたつにつれて、Wikipediaの編集は難しくなる傾向になっており、新規のユーザーが訂正や批判を受ける可能性が高まっている」とWikimediaは述べ、新規ユーザーに対しては感謝や賞賛よりも注意や批判、指導が増えてきているとしている。WikiLoveで簡単に賞賛メッセージを送れるようにすることで、新規ユーザーの参加を促したい考えだ。

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