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「宇宙人が存在する証拠はない」――ホワイトハウスが陰謀論にマジレス
「政府は、宇宙人と人類が接触していることを正式に認めてほしい」――こんな国民からの陳情に、ホワイトハウスがまじめに答えている。
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「地球外生命体が存在している証拠はありません」――ホワイトハウスが、国民から寄せられた宇宙人に関する陳情に“マジレス”している。
ホワイトハウスはネット上で国民からの陳情を受け付けており、この回答は「政府は、地球外生命体が人類と接触していることを正式に認めてほしい」という陳情に対するもの。
「米政府は、地球外に生命が存在している、あるいは地球外の存在が人類に接触したという証拠をつかんでいません。さらに、国民の目から証拠が隠されていることを示唆する信用できる情報もありません」
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とはいえ、ホワイトハウスは地球外生命体が存在する可能性を否定しておらず、「地球外に生命が存在し得るかどうかを理解するためのプロジェクトが多数進んでいます」とし、SETI(地球外知的生命体探査)やケプラー宇宙望遠鏡などの取り組みを例に挙げている。
多くの科学者は、統計的に見て、宇宙に無数にある星の中に、生命が存在する星がある可能性は非常に高いと考えている。その一方で、距離を考慮すると、われわれがそうした生命と接触する可能性はきわめて低いともみている。「しかし、それは統計であり推測です。実際のところ、地球外生命体の存在を示す確たる証拠はないのです」とホワイトハウスは述べている。
米国では政府や軍が地球外生命体との接触を隠ぺいしているとの陰謀説が一部で根強く信じられている。
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