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「もし麻薬に手を出したら」をFacebookのタイムラインで描く麻薬撲滅運動が秀逸

Facebookのタイムラインを活用して、「麻薬中毒者の荒廃した生活」と「普通の若者の楽しい暮らし」を対比して見せるキャンペーンが展開。これはうまい。

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 イスラエルの麻薬対策局(IADA)がFacebookの新機能「タイムライン」を活用した麻薬撲滅キャンペーンを展開している。

 タイムラインは2011年末に導入された機能で、ユーザーのプロフィールページに写真や基本データなどが時系列で並ぶ。その表示方式を活用して、アダム・バラクという架空の人物のプロフィールを作り、「麻薬中毒になったバラクの生活」と「麻薬に手を出していない普通のバラクの生活」の写真を横に並べて見せている。


麻薬中毒になったバラクと普通のバラク

路上で寝泊まりする麻薬中毒のバラクと家もベッドもある普通のバラク

恋人に振られる麻薬中毒のバラクと恋人とラブラブの普通のバラク

 麻薬中毒になったバラクは、髪はぼさぼさでやつれており、恋人に振られ、路上で寝起きしている。一方普通のバラクは恋人や友人との生活を楽しんでいる。荒廃した暮らしと楽しそうな暮らしを対比することで、麻薬に手を出さないよう呼びかける意図だ。

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最後にイスラエル麻薬対策局(IADA)のロゴが

 この企画を担当した広告代理店McCann Israelのダニエル・バラク氏(アダム・バラクを演じている)は、初めはステータス更新や動画へのリンクも含めた凝ったページにする予定だったが、配置に失敗したため、画像をいくつか並べただけの分かりやすいものにしたとadverblogに話している。

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麻薬 | Facebook | キャンペーン

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