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漫画家・村田雄介さんが編集担当から逃げ回る! 飛び出す絵本風のTwitter漫画

漫画「アイシールド21」で知られる漫画家の村田雄介さんがTwitterに投稿した漫画がアイディアもの。原稿を回収しようとする編集担当と、村田さんの過激な鬼ごっこ(?)を描いたストーリーで、原稿には立体的な工夫がされており、臨場感抜群だ。

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Togetterにまとめが

 漫画「アイシールド21」で知られる漫画家の村田雄介さんが、Twitterに漫画を投稿している。編集担当「サイトウさん」が原稿を回収しようと村田さんを追いかけまわすストーリー。しかも原稿に折り目を付けたり、切り込みを入れたりと、飛び出す絵本のような立体的な工夫が凝らされており、コミカルかつハラハラな展開が面白い。投稿されたの漫画はTogetterにもまとめられている。

 タイトルは「絶壁絶命」。週刊少年ジャンプ(集英社)で「ヘタッピマンガ研究所」を担当する編集の「サイトウさん」の追跡から、村田さんはあらゆる手段で逃げ切ろうとする。崖から飛び落ちたり洞窟の中に隠れたりと、ちょっと大げさだ。そんな村田さんを追いかけるサイトウさんも負けてはいない。崖からはパラシュートで降り、目からは「X線漫画家サーチ」を出して暗闇の中にいる村田さんを捜し出す。漫画家の日常はこれほどまでに過激なのか……?

 そんなイラストには立体的な演出が加えられている。紙に折り目をつけることで崖を作ったり、紙に長方形の切り込みを入れ、扉を開くように見せたりしている。サイトウさんが出すX線漫画家サーチは、目の部分に穴を開け、紙の後ろ側から光を当ててまるでビームを出すように表現した。臨場感が増し、読んでいるとすごくハラハラしてくる。

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 もともと村田さんが「落書き」として描いていた漫画で、ほかにもいくつか作品がある。小さく丸めた粘土のようなものを張り付けて餃子を表現し、料理を作る2コマの漫画も。村田さんは「500枚たまったら本にしたいです」とTwitterでコメントしている。

目から光線が
紙を切って扉に見立て

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