嵐の中でも大盛況! アニメコンテンツエクスポ会場リポート(1/2 ページ)
昨年震災で中止となったアニメコンテンツエキスポの第1回が3月31日~4月1日に開催された。初日の悪天候にもかかわらず、展示ブースやステージは大きな賑わいを見せた。
昨年、東京国際アニメフェアと同日開催される予定だったアニメコンテンツエキスポ。東日本大震災のためどちらも開催中止となり、今年が第1回の開催となりました。
初日の3月31日は幕張メッセへ向かう京葉線が強風のため午前9時20分に運行停止となり、都内からの参加者は総武線の幕張本郷からバスで移動という波乱の幕開けに。
初日の入場者数が2万780人。幕張メッセ3ホールのうち1ホールがステージに割り当てられ、実質2ホールに数万人がひしめき合っているため大混雑。会場は黒山の人だかりができ、出展ブースの写真を撮影するのも一苦労。かなり広いフードコートも設けられていましたが、絶えず満席状態でした。
ステージからは、登場する声優陣への熱い声援が終始聞こえていました。ステージで特に人気だったのが2日目の「魔法少女まどか☆マギカ」で、1000人の観覧に申し込みが殺到したため抽選になったとのこと。
フードコートと出展ブースを仕切るように、埼玉県鷲宮の「らき☆すた」神輿や「エウレカセブンAO」のニルバーシュ、「アクエリオンEVOL」、日産がデザインしたことで話題となった「輪廻のラグランジェ」などの模型が展示されています。
鷲宮神社に代表されるように、アニメの舞台となった場所にファンが訪れる「聖地巡礼」に地方自治体も力を入れるようになり、鳥取からは「まんが王国とっとり」がブースを構え、来場者の映像にAR(拡張現実)で鬼太郎のちゃんちゃんこや目玉おやじを重ねて表示していました。埼玉県の「秩父アニメツーリズム実行委員会」も「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の超平和バスターズの秘密基地を展示したり、かるたなどの関連商品を販売していました。
アニメの新作の展示も多く見られました。2日目の午前7時放映開始の「宇宙兄弟」のほか、6月公開の劇場版「BLOOD-C The Last Dark」、同じく6月公開予定の「図書館戦争 革命のつばさ」、秋公開の劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」など期待作が目白押しです。
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