ニュース
「フォローしなくても必要な情報が表面に」――Twitterの未来像をCEOが語る
3億4000万件のツイートが日々新たに生まれているTwitter。東日本大震災では「Twitterがライフラインという重要な役割を担っていることが顕著になった」と、コストロCEOは強調する。
advertisement
1億4000万人ものアクティブユーザーを抱えるTwitterは今後どこへ向かうのか――。来日しているディック・コストロCEOが4月16日、都内で記者会見し、Twitterの未来像を明かした。
Twitterでは3億4000万件のツイートが日々新たに生まれている。今後はユーザーが周りで起こっていることをきちんと把握できるよう、情報が「表面に表示されている」ことが重要になると説く。ユーザーインタフェースは「インテリジェント」で「パーソナライズ」された方へと向かう。必要な情報であれば、アカウントをフォローしていなくても「表面に浮上させる」という。
スポーツの試合やコンサートといったイベントのほか、何か不測の事態が発生したときには「Twitterで共有してつながれるようにしていきたい」とコメント。例えば、何か話題のイベントが起こっているとき、メディアが発信した関連写真や動画を前面に出したり、権威あるアカウントを見つけやすくする――といったイメージのようだ。
advertisement
東日本大震災に関しては「Twitterがライフラインという重要な役割を担っていることが顕著になった」と強調。「(震災で)どのようにTwitterが活用されたかを正しく理解し、日本における教訓を世界に広めていきたい」と意気込んだ。
関連記事
デマに犯罪告白――Twitterのマイナス面をどう考える? コストロCEOがコメント
米Twitterのディック・コストロCEOが来日して記者会見。デマが広がるといったTwitterのマイナス面についてもコメントした。TwitterのコステロCEOは「バルス」の盛り上がりを知っていた! 来日会見でラピュタに言及
米Twitterのディック・コステロCEOが来日。1秒あたりのツイート数を何度も更新している日本について語った。笑いあり、涙あり、ステマあり Twitterで生まれた数々のドラマをTogetterで追う
Togetterの人気まとめを表彰するイベントが開催された。「枝野、寝ろ」が生まれたあの瞬間、元俳優による“ステマ”、うんち・おならで例える原発解説など、話題となったまとめの裏話を当事者たちが語った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.