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目指せ1日1アプリ! jig.jp社長の「一日一創」、ただいま100アプリ突破日々是遊戯

携帯用アプリ「jigブラウザ」の開発者としても知られる、jig.jpの福野社長がなにやら面白いことに挑戦している。

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まさに「継続は力なり」

 jig.jpの福野泰介社長が、自身のサイトで、ちょっと変わったことに挑戦している。

 テーマは「一日一創」。何でもいいから1日1つ、何かをクリエイトして発表しよう――というもので、2012年の1月1日からスタートし、4月18日時点で、公開されたアプリやコンテンツの総数は109個にものぼっている。

これまでに創られた「一日一創」作品のまとめページ

 「簡易ドット絵エディター」のような便利ツールのほか、無数の“辛”の中から“幸”を探す「幸せ探しゲーム」、その日のお昼をスロットで決めてくれる「さばえランチスロット」など、手がけるジャンルも幅広い。今までに作られたアプリの一覧は、専用のまとめページ(このページ自体、100日目記念として創られたもの)で見ることができる。

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 もともとはプログラミングの「勘所をつかむため」にはじめたという福野社長。自身で携帯電話用ブラウザ「jigブラウザ」を開発するなど、ものづくり好きが転じてjig.jpを創業したが、今でも最前線でプログラミングは続けており、その腕前はいまだ健在だ。制作時間は「ものによってばらばらですが、早いもので20分前後、気合いが入っているもので3時間くらいです」とのこと。

無数の「辛」の中から「幸」の文字を探す、文字通りの「幸せ探しゲーム」

 100日以上「一日一創」を続けてきて、当初の目的だった「勘所」は徐々につかめてきた。「作れば作るほど開発スピードが上がっていく実感があって楽しいです」と福野社長。また予想外の収穫として、「公開することでいろんな反応があって、より深い情報が得られたり、新たな出会いに結びついたりした」のに驚いたという。「継続は力なり」というが、確かにこれだけ続ければ得られるものも小さくはなさそうだ。

 最後に、「100個以上もあってどれを触ったらいいかわからん!」という人向けに、現時点での福野社長のお気に入りアプリを聞いてみた。作品に対するリクエストやツッコミはFacebookページの「一日一創」にて受付中だ。

【力作部門】

コメント「小学校3年生前後を対象にプログラミング教室を開催しているのですが、その教材として使っています。東京からの帰りの電車中で作った力作です。(jigブラウザの初期版も同じく電車中で作成)」

【Gov2.0 ボランティア部門】

コメント「身近なオープンガバメントということで、鯖江市が公開しているトイレ情報XMLとGoogleの経路探索APIでマッシュアップ。“全世界の行政がこのように情報を公開してくれればうれしいよね”を示すために創りました。Linked Open Data Challenge 2011にて公共LOD賞を受賞!

【ゲーム部門】

コメント「撮らせてもらった写真をFacebookのAPIでさくっと作ったものですが、結構みんなタイムを競ってくれて盛り上がりました」

【電脳めがね用アプリ部門】

コメント「Google参入で更におもしろくなりそうな、電脳めがね。我々世代にはスカウターというのが、分かりやすい。ってことで、今できる限りのスカウターを作ってみました。実際使うと盛り上がります」

【技術仕様提唱部門】

コメント「緯度経度は2つの数値を使うのでちょっと扱いが面倒なので、1つの文字列とのシンプルな相互変換方式を提唱しています。名付けてgeo3x3(ジオスリーバイスリー)、流行らせたいなとひそかに思っています」

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