なんという古都でしょう……「Minecraft」で京都を再現プロジェクト：日々是遊戯

清水寺はまだですか？

　この連載でも何度か紹介している、サンドボックスゲーム「Minecraft」で、「京都をまるごと再現しよう」という動きが始まっている。まだたった6人による小さなプロジェクトだが、現在完成している部分だけでも鳥肌モノのクオリティだ。

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　動画は再生開始からいきなりクライマックス。東本願寺の桜並木が映し出されると、画面にはたちまち「!?」の弾幕。両脇に並ぶ桜の木や、細部まで作り込まれた境内の美しさに「ちょｗｗｗｗ」「うおおおおお」といったコメントが流れていく。

　東本願寺に続いては京都駅。名物の大階段に思わず「修学旅行で見たのと一緒！」の声。京都タワー、京都ヨドバシなどのランドマークも実物そっくりに再現されている。（京都タワーだけ、制作時の仕様で高さがちょっと寸詰まりになっている）

　リアルとのすりあわせは基本的にGoogle Earthで行うが、それでも分からないところは現地スタッフが実際に取材に行く。東本願寺の本堂などは撮影できないため、数少ない資料写真でなんとか再現したそうだ。

　最終的には京都市全体の再現を目指すが、現時点で完成しているのはまだ全体の1パーセント未満。ここまで来るのにも3カ月かかっており、このままの人員で続けた場合、大まかに見積もっても完成は130年後になるとのこと。動画の説明欄には連絡用メールアドレスも貼られているので、プロジェクトに参加したいという人はぜひ連絡してみては。

　果たして生きているうちに完成は見られるのか……。次回は「夏」の京都でお会いしましょう、とのこと。今から完成が楽しみすぎるプロジェクトだ。