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シャア専用トヨタ車に、自衛隊車両の実物展示もキャラホビ2012

8月25日、26日に幕張メッセで開催された「キャラホビ2012」では、玩具メーカーはもちろんのこと、自衛隊車両やトヨタ自動車のコンセプトカーの展示などもありました。

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トヨタ、シャア専用オーリス展示

 「キャラホビ2012」会場の幕張メッセに到着してまず筆者が目についたのが、トヨタ自動車によるコンセプトカー「シャア専用オーリス」の展示でした。これもいわゆる痛車だとすれば、世界のトヨタによる由緒正しい痛車というわけです。

真っ赤に染まったトヨタ自動車のブース。白い仮面の男と見覚えのあるマーク、そして「CHAR AZNABLE X TOYOTA」の文字が大書されている!
ベース車両はトヨタ オーリス RS "S Package" 、車両形式はMS-186H-CA(ベース車:DBA-ZRE186H-BHFNP-S)。当然、ボディーカラーは赤(専用レッド、マットカラー)
後ろから見ると、ちゃんとツノ(ブレードアンテナ)もある! 芸が細かい。フロント、リアにはジオン公国エンブレム(点灯式)もあり

アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」関連展示

 アニメつながりということで次はアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」関連展示です。ブース中央には、巨大な宇宙戦艦ヤマトもありました。そして、さらにSF、ファンタジー関連作品を得意とする画家、イラストレーターの加藤直之氏が、5メートルの宇宙戦艦ヤマトを描くというライブペインティングも行われていました。

キャラクター、メカニックの設定画や立体作品展示に囲まれて、ブース中央に設置されていた大型の宇宙戦艦ヤマト
ブースでは加藤直之氏氏が、ステージではなく来場者の眼前、手が届きそうな距離でライブペインティングをしていたのだが、残念ながら撮影禁止であった。仕上げ段階の画像が「宇宙戦艦ヤマト2199」の公式ツイッターにアップされているのでそちらもご覧いただきたい

会場の一角で存在感を示していた自衛隊車両

 会場で異彩を放っていた本物の自衛隊車両。どのような趣旨の展示なのか確認したところ、「まりたん」という作品サイドから協力要請があり、それではと自衛隊員募集活動の一環として参加したとのことでした。ちなみに、車両は実物の展示でしたが、小火器類はさすがに実銃を展示するわけにもいかず、エアガンを展示することにしたとのことでした。が、しかし、自衛隊の装備品にエアガンがあるはずもなく、展示されていたのは隊員の私物コレクションとのこと。

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軽装甲機動車の展示。撮影禁止の部分はないかと確認したところ、外観はかまわないが内部は撮影禁止とのこと。内部には、外国の軍事関係者に分析されると問題のある部分もあるそうで、撮影しようとすれば注意されると思うが、もし撮影してしまってその画像がインターネットなどで閲覧できるようになっていたりすると、出所を調査されてある日、事情を聞きに関係者が来訪ということになりかねないそうだ
こちらも実際に使用されているオートバイ。歩兵部隊などに配備されており、山間部などの大型車両が進入できない場所での偵察任務に使われるのだそうだ

そのほかの展示

 そのほか数ある出展の中で、気になったものを最後に紹介します。大きいのとか、例の階段とか、虫みたいでびっくりしたのなどです。

バンダイ、ガンプラ関連展示で最大サイズといって良いであろう。超スケールのRG RX-78-2 GUNDUMの箱。あまりの大きさでぱっと見、なんだか分からず素通りしてしまったほど
局地的に話題だったアノ、アオシマのフィギュア用情景セット「1/12 学校の階段」の展示もあった。10月下旬発売ということで、着々と開発は進んでいる模様。第二弾の「ぶらんこ」も準備中。第三弾以降が企画されるかどうかは、「階段」の売れ行き次第らしい
バンダイがアニメ「コードギアス亡国のアキト」の主人公、日向アキトが駆るナイトメアフレームを立体化した「1/35 スケールメカニックコレクション アレクサンダ アキト機」の展示もあったのだが……
……この機体の詳細な設定を知らなかった筆者にとって、主人公機らしからぬインセクトモード(このモデルでは、一部組み換えで再現)の存在は、「機動戦士ガンダムSEED」のイージスガンダム以来の衝撃であった。筆者はチャレンジングなデザインは大好きだが、広く一般に受け入れられるのかどうか見守りたいところだ

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