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「バーン! 徳田貴弘!!」 新條まゆ先生、Twitterで扉バーンの秘話明かす

伝説のコマはいかにして生まれたのか。

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 漫画家の新條まゆ先生が、Twitterで「バーン! 徳田貴弘!!」の誕生秘話を明かしています。

「バーン! 徳田貴弘!!」。2ちゃんねるではアスキーアートも作られるほど有名なコマ

 「バーン!(略)」は、新條先生の短編「ザクロの実を暴いて」の1コマで、主人公が部屋で物思いにふけっていると、いきなりバーン! とドアが開き、いわゆる「王子様」役である徳田貴弘が入ってくるというシーン。……なのですが、なぜかドアを開けている徳田の腕がにょきーんと伸びていたり、またよく見ると描き文字の「バーン」も濁点がひとつ足りなかったりして、全体的に残念な感じになってしまっているコマとしてネットでは有名でした。

 一連のツイートは、Togetterの「漫画家・新條まゆ先生の自虐イラスト『腕がバーン!!』」にまとまっています。果たして、あの伝説のコマは一体どのようにして生まれたのか?

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漫画家・新條まゆ先生の自虐イラスト「腕がバーン!!」

 最近話題の「絵柄でお題ったー」で遊んでいた新條先生、「尾田栄一郎の絵柄で咲也を描きましょう」というお題を出され、自ら「バーン!(略)」風のイラストをTwitterに投稿しました。なるほど! ゴム人間のルフィだったら腕がびょいーんと伸びてても大丈夫……っておい! 盛大すぎる自虐ネタに、フォロワーからは「の…伸びてるうぅーー!」「ゴム人間なら納得」といったツッコミが寄せられました。

新條先生が投稿した「尾田栄一郎の絵柄で咲也
「ゴム人間なら納得」っておい!

 その後新條先生は、例の「バーン!(略)」についてTwitterで釈明。実はあのシーンは担当編集が隣で原稿を待っているほどヤバい状況で、どうしても人物を描く時間がなく、仕方なく「腕伸ばしちゃった」のだそう。また「バーン」の濁点がひとつ足りない点については、別の紙に書いてそれを切り貼りしたところ、印刷時に濁点が1個はがれてしまった――というのが真相とのこと。「今では甘酸っぱい思い出です… テヘヘ…(*´д゚*)ゞ」と照れ笑いする新條先生に、フォロワーも「そんな自虐なまゆたん先生が好き」「もはや男らしい…先生さすがです!」と感心している様子でした。

例のシーンについて説明する新條先生

 余談ですが、電子書籍版「新條まゆ best selection(1)」で「ザクロの実を暴いて」を読んでみたところ、ちゃんと「バーン!」のコマは直っており、普通にドアを開ける徳田の体が描かれていました(でも濁点は1個のまま)。

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