ニュース
今後は通報機能の導入も DeNA「comm」の改善状況を報告
ディー・エヌ・エーは無料通話アプリ「comm」について、規約改定やサービス改善の対応状況を公開した。
advertisement
ディー・エヌ・エーは、10月23日に配信を開始したiOS/Android向け無料通話サービス「comm(コム)」について、近日中に友人以外からトークや通話を受けてもトークリストに表示しない機能や通報機能の導入などを検討している。
送信者は「友だちかも?」リストに表示されるのみとなり、「リストからの削除」か「ブロックリストへ追加」「友だちリストへの追加」のいずれかを選択可能になる予定だ。ほかにも、「友だち以外から写真のタグをつけられない」設定の導入や「ブロックリスト」追加箇所の増設、サービス全体における注意文言等の見直しを予定している。
「comm」はサービス開始直後、会員規約に関して誤解を招く表現があったとして、一部規約の変更を行っているほか、無料通話の着信を友だちからのみに限定したり、退会手続きを簡易化を実施してきた。
advertisement
改めてサービスそのものが“すでに知り合いである人”とのコミュニケーションを前提としており、出会いを目的とした利用は不適当としていると禁止した。
また、Androidアプリにおけるアクセス許可項目の見直しについても触れ、現在は不要なアクセス許可項目を取り除く対応を行なっていること、アップロードされる電話帳情報が第三者へと公開されることがないこと、トーク(チャット)や通話内容を監視したり第三者に提供することがないことも強調した。
関連キーワード
comm | DeNA(ディー・エヌ・エー) | 利用規約 | アプリケーション | Androidアプリ
関連記事
DeNAが無料通話・メッセージアプリ「comm」 売りは「高音質な通話」、写真共有も手軽に
LINEっぽいスタンプ機能もある。年内には世界1億ユーザーへ 「LINE」、登録ユーザー数が7000万人を突破
3週間で約500万人のペースで伸長。年内世界1億ユーザーを目指す。DeNA、「comm」の規約を改定 「不安を助長したことをおわび」
DeNAの新アプリ「comm」の利用規約が改定。同社がユーザー同士のやりとりの内容を利用したり、第三者に提供するように文面上受け取れる条項を修正した。「情報を第三者に利用させることができる」? DeNA、新アプリ「comm」規約について釈明
DeNAの新アプリ「comm」の利用規約に、同社がユーザー同士のやりとりの内容を第三者に提供するように受け取れる記述があり、ネットで波紋を呼んでいる。DeNAは「そのような意図はない」と釈明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.