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50台以上のプリンタがシンフォニーを奏でる「プリンタ オーケストラ」がちょっと泣ける

やかましかったコピー音や印刷音のアンサンブル。実はちょっと泣けるメッセージも込められています。

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 プリンタたちが動作音で合奏する動画「プリンタ オーケストラ」が壮大です。50台以上のプリンタが勝手に動いて、ボブ・ディランの「Times They are a-Changin(時代は動く)」を演奏。見た目や音だけでも十分楽しめますが、実はこの動画には、制作したBrother社からのちょっと泣けるメッセージも込められています。

プリンター楽団!!!

 動画は最初、プリンタ1つ1つの動作音をピックアップしながら進んでいきます。スキャナが「ウィーン」と読み取る音や、プリンタのヘッドが横に「ジーッ」とスライドする音、コピー機が印刷用紙を「シュー」と吐きだす音……。コピー機から家庭用プリンタまで、最終的には50台以上のプリンタが一堂に集結。厚みのあるアンサンブルを披露します。

 演奏前にプリンタが打ち出す文章は、「run scrapheap symphony(“廃品たちのシンフォニー”)」。登場するプリンタはすべて、廃品となった古い世代のものだったのです。騒音も少なくコンパクトになった新世代プリンタを生産するbrother社。今まで生み出してきたプリンタたちに、やかましかった音で「時代は動く」を演奏してもらうことで、「今までありがとう」とはなむけを贈っているようです。

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 メイキング映像もあるので、よかったら合わせてご覧ください。

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