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恐るべきコピーソーシャルゲームの実態 セリフもキャラも使い回し、App Storeの説明文まで……日々是遊戯

「これなら開発費は1本分で、売上は6倍だ!」「さすがです社長!」

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 iPhoneニュースサイト「ゲームキャスト iPhone」の記事が波紋を呼んでいます。別々のゲームを遊んでいたと思ったら、実は画像やメッセージを少し置き換えただけのコピーゲームだった……という内容。はてなブックマークではこれまでに160以上のブクマを集める人気記事となっています。

 取り上げられているのは、「モンスター召喚ワンダーセブン」「あなただけにご奉仕するの」「BLACK SOUL ブラザーズ」「サラリーマントレーダーバトルONE・PIPS」「ギャンブルファイター」「魑魅魍魎の鎮魂歌」の6本。いずれもよくあるカードゲーム型のソーシャルゲームですが、記事で紹介するために遊んでいると、そのうちに妙な既視感にとらわれたのだそう。「もしや」と思って画面写真を並べてみると……。

わーいそっくりだー(画像は「ゲームキャストiPhone」提供)

 例えばチュートリアルの1シーン。かわいい女の子がプレイヤーに語りかけていますが、よくよく見るとセリフもキャラクターも使い回し。キャラクターは服装や髪の色を少し変えただけだし、メッセージも端々を書き換えてはあるもののほぼ同内容……。もちろんゲーム内容も似たり寄ったりで、さらには内容だけにとどまらず「App Storeの説明文までコピーだった」とあきれています。

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 何より圧巻なのは、6タイトルのメイン画面を横一列に並べた比較画像。見事に同じような画面構成が並んでおり、もはや高度な間違い探しと言っていいレベル。ソーシャルゲームに似たようなゲームが多いのは今に始まったことではありませんが、さすがにこれは……。

6タイトルの画像を並べてみたら大変なことに(※クリックで拡大)

 ちなみにこの6タイトル、奇妙なことにそれぞれ別々の会社から配信されているのだそう。ソーシャルゲームの競争が激しくなってきている中、採算の取れない旧世代型のゲームアプリを、名義を変えてコピーしまくることでどうにかしようとしたのでは――と記事では推測。最後は「コピペアプリに超旧世代アプリの断末魔の姿を見たのだった」と締めくくっています。

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