ニュース

そうだったのかっ! キャプテン翼の「チャンバも走る」の意味、実は解明されてた

「ポルトガル語」説ってウソだったんかい!

advertisement

 1980年代に放送されたアニメ「キャプテン翼」の主題歌「燃えてヒーロー」に登場する「アイツの噂でチャンバも走る」のフレーズ。「チャンバ」とは一体何のことなのか、疑問に思っていた人も多いと思います。この意味を解説したNAVERまとめのページが話題になっていました。

 「チャンバ」の解釈には諸説あり、80年代からの有力なものとしては「チャンバ」はポルトガル語で「記者」を指す、すなわち主人公・大空翼の名を聞けばあらゆる記者が飛んでくるとする説。または飯を「シーメー」と逆さにして呼ぶのと同じように「婆(バア)ちゃん」をいわゆる“業界用語”風に表現している――とする説がありました。

 ほかにも、盟友・岬太郎が実はポルトガル系3世で本名は「岬・チャンバ・ロドリゲス・太郎」という「岬くんの本名」説や、「母親」を表す言葉だという説(小説家・深沢七郎氏の作品にそのような用例があるらしい)、そもそも意味はない……などたくさんの候補が上がっていました。ちなみに調べてみたところ、ポルトガル語の辞書に「記者=チャンバ」の記載はないようです。

advertisement

 果たして「チャンバ」とは何なのか。それが明らかになったのは2009年・春のことでした。雑誌「Sportiva」6月号に作詞した吉岡治氏へのインタビューが掲載され、「バーチャンを業界用語風に言うと、チャンバ。つまり、噂を聞いたらバーチャンも元気になって走ってしまう」と明快な回答が! また同じく歌詞に出てくる「蝶々サンバ」に関しては「モハメド・アリの言葉(蝶のように舞い)」と「サッカーといえばブラジル、ブラジルといえばサンバ」をあわせた造語だと語られ、20数年を経てすっきり解決となったようです。

 これらのエピソードは、09年当時に老舗Webサイト「バーチャルネットアイドル ちゆ12歳」にもまとめられています。つまり3年前の話題なのですが、NAVERまとめで再びクローズアップされ、注目を集めた模様。今回初めて真相を知ったユーザーからは「そ、そうだったのか」「人類史の謎がまた1つ明らかに」といった反応が寄せられています。


曲の該当部分はAmazonで試聴可能

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  2. 母に「メイクしてはだめ」と言われ悩み続けた40代女性、“変わりたい”とプロに依頼し…… 表情も激変の結末に「エッ女優さんみたい!」
  3. 水族館「装置が故障しました」→しかし…… “そうはならんやろ”な苦肉の策に12万いいね 「嘘やろwww」
  4. そうはならんやろ! ガンダムがかっこよく発進→よく見たら…… “シュール過ぎる絵面”にネット爆笑 「反則でしょwww」
  5. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  6. 「これいいな〜」 フリーザーバッグを“意外な形”で再利用→まさかのアイデアに「さっき捨てたの拾って来よう」
  7. 【追記あり】人気実況者グループ、突然のアカウント名変更にファン戸惑い 事情説明に「いつまでも待ってます」
  8. 【今日の難読漢字】「泰」←何と読む?
  9. “100均アイテム”でガンプラの洋上戦闘ジオラマを作る人が現れる 「レジン使わず水中表現?」「天才かよ」の声
  10. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」