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芥川賞は最高齢75歳の黒田夏子さん 直木賞は2作受賞
直木賞は朝井リョウさん、安部龍太郎さんが受賞した。
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第148回芥川賞・直木賞が1月16日、発表された。芥川賞は75歳の黒田夏子さんの「abさんご」(早稲田文学5号)が受賞、これまで最高齢となった。
第70回芥川賞を61歳で受賞した森敦さんの最高齢記録を大幅に更新した。受賞作は黒田さんのデビュー作でもあり、全文横書き、固有名詞やかぎかっこ、カタカナを一切使わない実験的小説。昭和の家庭に生まれた子どもが成長し、両親を見送るまでの物語という。
芥川賞候補はほかに、舞城王太郎さん「美味しいシャワーヘッド」、小野正嗣さん「獅子渡り鼻」、北野道夫さん「関東平野」、高尾長良さん「肉骨茶」が挙がっていた。
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直木賞は、就活大学生を描いた朝井リョウさんの「何者」と、戦国時代の絵師・長谷川等伯の誕生を描いた安部龍太郎さんの「等伯」の2作。朝井さんは23歳と戦後最年少の受賞者。映画化された「桐島、部活やめるってよ」でも知られる。
直木賞候補はほかに、有川浩さん「空飛ぶ広報室」、伊東潤さん「国を蹴った男」、志川節子さん「春はそこまで 風待ち小路の人々」、西加奈子さん「ふくわらい」が挙がっていた。
発表の様子はニコニコ生放送で中継され、5万人以上が視聴した。
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