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聴覚障害、いじめ、青春――週刊少年マガジンの読み切り「聲の形」がすごいと話題に

内容のきわどさから編集部でも「載せていいのか?」と議論になったという。

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 2月20日発売の週刊少年マガジン12号に掲載されている61ページの大作読み切り「聲(こえ)の形」。聴覚障害を持つ少女がクラスでいじめにあうという衝撃的な内容ながら、「とにかくすごい作品」だと大きな話題になっています。Togetterでもその一部がまとめられています。

 「聲の形」は漫画版「マルドゥック・スクランブル」を連載した大今良時さんが、19歳の時にマガジン新人漫画賞で最高賞を受賞した作品。内容のきわどさから当時は「掲載NG」となっていましたが、弁護士や全日本ろうあ連盟との協議を重ね、別冊少年マガジンに掲載されると読み切り作品ながら人気1位を獲得。その内容に大幅な加筆修正を加えたものが、今週の週刊少年マガジンに掲載されました。

 別冊少年マガジンの編集長らも「本当にすべての人に読んでほしい漫画です」と猛プッシュ。掲載号が発売されると、Twitterでは「空気感のリアル加減がグンバツだった」「何度ももう一回読もうとしてんだけど何か怖くて読めない」など衝撃的な内容に驚く人が続出。「痛いし、キツい内容だった。けど、最後まで読んで良かった」など心に深く突き刺さったという感想を持つ人が多く見られました。

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 また、実際に聴覚障害がありいじめられた経験を持つという方の感想もまとめられており、「ろうの少女があまりにも受動的ないい子過ぎて俺はすごくだめなんだ」など複雑な心境をツイートしています。難しいテーマだけに手放しで絶賛はできないという意見も出ていますが、「考えさせられる話」として大きな反響を呼んでいるようです。

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