「女の子でマリオを助けたい」　娘の期待に応えたお父さんの「改造版ドンキーコング」

　マリオを操作してお姫様を救出するファミコンソフト「ドンキーコング」。あるお父さんが娘のために、お姫様がマリオを助けに行く「改造版ドンキーコング」を作って話題になっています。

　3歳の娘とよく一緒にゲームをするというマイク・ミカさん。ある日、お気に入りの「ドンキーコング」で遊んでいた娘が、「女の子キャラでマリオを助けたい」と言い出しました。「スーパーマリオUSA（海外版「スーパーマリオブラザーズ2」）」ではピーチ姫を操作できることから、マリオしか操作できない「ドンキーコング」の仕様に不満があったようです。

　ゲーム開発者のマイクさんは、早速一晩をかけて「ドンキーコング」のデータを改造。お姫様がタルをジャンプでかわし、捕らわれのマリオを助けに行くゲームに作り変えました。

　棒立ちで助けを待つだけのマリオはちょっと情けないですが、その出来栄えは見事なもの。娘さんの目には、自分のために望みのゲームを作ってくれるお父さんこそ一番の「スーパーマリオ」に見えているのではないでしょうか。