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スタンプ問題、既読問題を乗り越える! 女子に嫌われないLINEの使い方モテ機 Vol.49

ここ最近「Facebookやってる?」よりも「LINEやってる?」と聞かれる率が高くなった気がする。大人気のLINEだけど、みんな、使い方は大丈夫?

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 全世界で1億3000万人、日本で4500万人を超えたLINEユーザー。日本人の半数がLINEを使う日も近いのではと思うくらい、今や多くの日本人に浸透しているLINEだが、使い方がまったくなっていない……と感じさせる男子も少なくない。女子に嫌われないLINEの使い方について周囲の人たちに聞いてみた。

嫌われる行為その1:無意味なスタンプ連打

 スタンプの存在を抜きにして語れないLINE。とびきりキュートなもの、感情を伝えやすいもの、見ただけで笑ってしまうユニークなもの、逆にイラッとするもの……いろんなスタンプがあり、大人も子どもも誰もが、このスタンプに夢中だ。有料のスタンプが出るたびに買っては、新作スタンプを送ってくるおじさんもいる。暇だなぁ。まぁでも、送りつけてくることは別に問題ないのだけれど、スタンプだけ連打されるとイライラしてしまう女子は、筆者だけではないようだ。女子の意見を聞いてみた。

 銀行で働く28歳のA子は「超分かる。夜中の3時くらいにスタンプの連打があって、起こされたことがある。普通の男友達だったんだけど、さすがに縁を切りたくなったね。こいつはアホかと」と怒りを通り越して、あきれたエピソードを話してくれた。編集者の31歳のB子は「連絡が来る度にスマホが振動する設定にしているから、ムダにスタンプを連打されると、仕事に集中できない。意味のないスタンプ連打はやめて。ガキじゃあるまいし」とクールに「迷惑です」とアピールしていた。連打はやめよう。どれだけユニークなスタンプを連打されても1ミリも面白くないし、イライラするだけだと覚えておいてほしい。

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嫌われる行為その2:スタンプのみの会話

 上記で説明した「スタンプ問題」はもう1つある。それは「スタンプのみの会話」問題だ。なぜかスタンプのみで会話を成立させようとする、困った輩が筆者の身近なところにも存在していた。どれだけラクしようとしてんだよと、ここでもイライラしたことは言うまでもない。

 確かにLINEのスタンプには、悲しんでいるもの、怒っているもの、謝っているものなど、強いメッセージ性を表すものもたくさんある。たったひとつのスタンプで、気持ちを表せるのは素晴らしいことだけれど、それに頼りきるのはどうかと思う。文章を考える、書くといったコミュニケーションに必要な行為をサボっているとしか思えない。また、怒りスタンプを連打されたとしても、文章がなければ怒りの原因なんて分かるわけがない。

 A子も「デートで相手から『ごめん、遅刻する』と文章が送られてきたところまではいいけど、その後は“急いでいる”ことを表すスタンプが連打されてきた。待っている方の身にもなれよと、さすがにイラッとしましたね」と話す。文章を書こう。大事な用件をスタンプだけで完結させようと思うのは大間違いだ。かわいいスタンプでも、こっちはごまかされないからね。

嫌われる行為その3:既読で放置

 最後は根深い「既読問題」。メッセージを読んだ後に「既読」が表示されることは、当時の私たちに大きな衝撃を与えた。それまでメールを読んでも、読んだか読んでいないかは、相手に伝わらなかったからだ。だから、返信を何時間も放置しても、「メールを見る暇がなかった」と言い訳ができたし、それを疑うこともない牧歌的な時代を過ごしていたと思う。ところが「既読」表示が始まって、私たちのスマホライフは一変した。「既読になっているのに、返信がないってどういうこと?」と騒ぐ男女が登場し始めたのだ。メールの返信に厳格な人にとって、これは大問題であろう。何しろメッセージを読んだはずなのに、内容を放置している。これは返信が面倒くさい内容なのか、それともほかに誰かと一緒にいるのか……など疑念は深まるばかり。既読機能は想像以上に、妄想力を膨らませるツールだ。

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 B子も「好きな人が私からのメッセージを既読にしているのに、なかなか返してくれないとやっぱり脈なしだなとか、誰かほかに女の子がいるんだろうなとか考えちゃう。もう諦め気味です」と肩を落としていた。特に女子は既読かそうでないか、気にしやすい生き物だ。気になる子には既読にして放置しない方がいい。裏ワザとしてはプッシュ通知のみを確認して既読にせずに放置するか、やりとりをなるべく短文にすることで、プッシュ通知のみでメッセージの内容を確認する作戦をとるのが適切だろう。デリケートな既読機能に気を回せてこそ、真のモテ男になれるのではないかと思う。

 流行りモノを使うのもいいけれど、まずは受け取る相手のことを考えた、適切な使い方をしていただきたい。

※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げたLINEの使い方を実践したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。

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