東京ディズニーランドで新「スター・ツアーズ」オープン! セレモニーにはジェダイ・ミッキーも:(東京駅から約15分の)はるか彼方の銀河系で……(1/2 ページ)
東京に新たなスペース・ポートがオープンし、東京と銀河の惑星をむすぶスター・ツアーズが就航。早朝のシンデレラ城前ではセレモニーが開催されました。そこにはもちろん、あの黒いお方も……。
2013年5月7日、東京ディズニーランド「スター・ツアーズ ザ・アドベンチャーズ・コンテュニュー」がとうとうオープンしました。1989年より多くの旅人がスター・ウォーズの世界に旅立っていったあのアトラクションが、3D、そしてマルチシナリオとして完全リニューアル。就航初日、開園前の東京ディズニーランドでは、シンデレラ城前にてオープニングセレモニーが開催されました。
この新「スター・ツアーズ」は前作とは時間軸が異なり、エピソード3.5のころ。つまり、帝国軍が幅をきかせている時代。スター・ツアーズ社の銀河旅行は安全らしいのですが、帝国軍は旅行客を装った「反乱軍のスパイ」に目を光らせているのです。もしかしたら、あなたの隣に座る人がスパイかもしれません……。そんな状況ですので、ジェダイの方々はなりを潜めて、機会をうかがっているという時代であることをお忘れなく。
ファーストフライトに立ち会うラッキーな200人!
事前に応募のあった1万8000人の中から選ばれた、ラッキーなゲストが約200人参加しました。そのうち最前列に陣取るのは、ジェダイマスターやダークサイドに落ちちゃった人、そしてお姫様など、厳しい選考を通り抜けた約40人のさまざまな仮装者、もとい人種たち。皆さまかなり本気です。見るからにジェダイっぽい人も多いのですが、大丈夫でしょうか。
セレモニーはスター・ツアーズ社のツアーガイドが登場して始まります。なんでも、今回スター・ツアーズ社が用意したスター・スピーダー1000は「ほかのスペースライナーは、トーントーンの群れのようにぎゅうぎゅうに詰め込みますが、スター・ツアーズならゆったりとしたシートでとっても快適!」とのことです(ちなみにトーントーンはエピソード5、惑星ホスに出てくる動物)。また、パイロットは「最も優秀で信頼性の高い、クラス性能最上級のパイロットドロイドたち!」と、安心、安全な旅を強調しています。200人のゲストは半分くらい聞き流しているようですが……。
スター・ツアーズの紹介が一通り終わると鳴り響くサイレン。するとあのテーマに乗って、ダース・ベイダー卿の登場です。以前話題になった海外のCMさながら、ダース・ベイダー卿は札幌から沖縄まで、日本をくまなく「スパイ捜し」していました。その様子は特別サイトでも見られますので、ベイダーファンはぜひ。
ベイダー卿は200人のゲストをくまなく探し、反乱軍のスパイがいないことを確認。ストーム・トルーパーから「異常はないようです」とあり得ない報告を受けると、ベイダー卿は「反乱軍め、どこに隠れているんだ」とひと言つぶやき、次の場所へ移動。思わず200人のゲストは大拍手。そんな場合じゃないはずなのですが……。
ホッとしたのもつかの間、スペシャルな衣装を着たミッキーが登場!
ベイダー卿とストーム・トルーパーたちが退場したあと、ホッとしたのもつかの間、このスペシャルイベントのために特別なゲストが登場するというアナウンスが。そう、ジェダイの騎士を装ったミッキーマウスと、まるでレイア姫のようなミニーマウスが登場したのです。シンデレラ城はスターを迎えるかのように悲鳴があがります。
このジェダイ・ミッキーとレイア・ミニー、アメリカのウォルト・ディズニー・ワールドでは毎年5月に開催される「スター・ウォーズ・ウィークエンド」に登場しているのですが、日本ではこのセレモニーが(おそらく)最初で最後の登場だとのことです。ディズニーマニアはジェダイ・ミッキーがいつ東京に登場するのかやきもきしていたのですが、残念ながら一般ゲストへのお披露目は期待薄のようです。今回当選した約200人は本当にラッキーでしたね。
最後に全員で記念写真を撮影し、ラッキーなゲストたちは新スター・ツアーズのファーストフライトへ旅立っていきました。ハブ・ア・グレート・フライト!
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