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Facebookの「いいね!」では命を救えない――ユニセフがCMで訴え

「いいね!」しただけで支援をした気分にならずに、寄付をしてほしいというメッセージが込められています。

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 Facebookで「いいね!」をクリックするのは簡単だけど、それだけでは命は救えない――ユニセフ・スウェーデンがこんなCMで「いいね!」への盲信を皮肉を込めて指摘し、寄付を呼びかけています。

 CMでは弟と暮らす10歳の少年が登場し、自分が母親と同じように病気になったら誰が弟の面倒を見るのかという不安を語ります。「でも大丈夫だと思う。ユニセフ・スウェーデンのFacebookのいいね!は17万7000件、夏までに20万件に達する。だから大丈夫なはずだ」――少年はそう語り、画面には「いいね!では命を救えない。お金は救える」というメッセージが。49SEK(スウェーデンクローネ)で12人の子どもにポリオワクチンを打てる、とも。

 同団体は動画の説明欄で「慈善活動を支援するのはこれまでになく簡単になっている。いいね!ボタンを押すだけでいい」と指摘。いいね!は重要だけれども、それだけでは医療や水、食べ物を支援する資金にはなりません。CMでは、「いいね!への盲信の不条理さ」にスポットライトを当て、ワクチンの資金を得ることを目指しているとのこと。「いいね!」しただけで支援をした気分にならずに、寄付のような行動を取ってほしいというメッセージが込められています。

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