パズドラ好きが集まるウワサの酒場「パズドラバー」に潜入してきた
伝説の大地は意外と近くにありました。
「パズル&ドラゴンズ」ファンの間でひそかに「パズドラバー」と呼ばれているお店があるという。聞けばマスターがランク300オーバーの猛者で、パズドラの生みの親・山本大介プロデューサーも来店したことがあるのだとか。そんなお店があるのか! とびっくりしていたら、近所に住む知人からTwitterで「行こう行こう! いまから行く?」と誘われてしまった。ええ、ええええ!?
ウワサのパズドラバーは、JR大塚駅から徒歩3分の「bar corazon(バー コラソン)」というお店だった。パズドラバーと言っても、店内はこじゃれた普通のバーで、特にゲームの音楽が流れていたり、パズドラグッズが置かれていたりするわけでもない。ただ普通のお店とちょっと違うのは、カウンターのお客さんが1列全員パズドラで遊んでいるところだ。やばい、パズドラバーほんとに実在してた!
ウワサのマスター、網谷洋助さんにお話を聞いた。ちなみに月の課金額は5000円~1万円ほど。現在のランクは355だそうだ。
「最初は僕が趣味で遊んでただけなんです。そしたらだんだん常連のお客さんも『何やってるの?』って興味を持つようになって……」
もともと「探検ドリランド」などのソーシャルゲームはプレイしていて、パズドラもリリース当初から遊んでいた。ただ、お客さんに聞かれた時は「(ハマるから)やらない方がいいよ」と答えていたそうだ。
この日はちょうど、エヴァコラボ初日&新降臨ダンジョン「ゼウス・ディオス」の解禁日とあって、月曜にもかかわらず店内は満席。常連同士で連絡を取り合うためのLINEグループがあり、こうしたイベントの日には自然に人が集まるという。
まわりを見渡してみると、さっそく新ダンジョンに潜っている人、互いにモンスターBOXを見せ合っている人、その場でエヴァコラボガチャを引いて盛り上がっている人など、楽しみ方は人それぞれのようだ。ガチャでレアモンスターを引き当てたのか、それとも新ダンジョンをクリアしたのか、ときおりあちこちでワッと大きな歓声があがる。いつもは1人でちまちまと遊んでいるので、なんだか不思議な光景だ。
「ゼウス・ディオスもう行きました?」
とマスターに尋ねると、まだほんの1時間前に実装されたばかりなのに、バッチリ覚醒(進化)まで済んでいるゼウス・ディオスを見せてくれた。おおお、さすがはランク355! いま来たばかりのお客さんが残念そうに、「もう取っちゃったの! お酒注文するからもう1回ゼウス戦見せてよ!」とせがんでいるのが面白かった。
メニューはパスタやピザなどイタリアンが中心。この手のお店では珍しく、テーブルチャージなしで気軽に飲めるのも嬉しい。今度はITmediaパズドラ部のメンバーを誘って、ぜひまた来てみたいと思う。
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