ニュース

艦これ艦娘“見た目的”プロフィール「ヴェールヌイ」編さすがに彼女の“戦歴”はむりっす

艦これ「9・11」改装で“改二”を実装したのは「響」……というか、賠償艦として引き渡された後にソ連が命名した「ヴェールヌイ」だった! なんという濃い話!

advertisement

みんなー、とりあえず、腰の業物に注目なのなぁー

 「艦隊これくしょん」が9月11日に行ったシステムアップデートで、公式ツイッターアカウント(@KanColle_STAFF)が実装を予告していた「改二実装駆逐艦」が、多くの提督たちの検証によって「響」であることが判明した。

 提督たちのリポートによると、レベル70に達した「響」(改)に改造を施すと、なぁーんと、終戦後に響を賠償艦として受け取ったソ連によって名づけられた「Верный(ヴェールヌイ)」に艦名が変わって、イラストも白基調の上着という“いかにもソ連海軍”娘に変わってしまう。

 提督たちの間には、スラブ美人になったヴェールヌイを歓迎する一方で、「暁響雷電」とそろえた“第六駆逐隊”の集団美を楽しめなくなってしまうと戸惑う声も聞こえている。

advertisement
こちらが艦これの「響」(左)と、改造後の「ヴェールヌイ」(右)

 興味深いのが、改二を施すと腰の“業物”が三連装魚雷発射管から四連装の“発射筒”に変化するあたりだ。ちなみに、ヴェールヌイの“艦これ的”ステータスを見ると雷装値は「47」程度と“改一”駆逐艦からやや高い程度なのに対して、対潜値は「61」と、これまでの艦娘でもっとも、というか、べらぼうに高い設定になっている。

 このことから、腰の“業物”は魚雷発射管ではなく(当時のソ連海軍標準の魚雷発射管は533ミリ五連装)、ロケットで飛翔する投射型タイプの対潜水雷発射筒ではないかと推測できる。そういえば、見た目がなんとなく、クリヴァク級フリゲートなどに搭載していた対潜ミサイル四連装発射機に似てなくもない(現代兵器なんだけど)。

ボードウォーゲーム「SUBMARINE」(アバロンヒル/ホビージャパン)に登場する「響」とそのデータシート

 日本海軍所属当時の響は、度重なる損傷から前線に復活し、(そのおかげで、レイテや坊の岬という悲惨な海戦に巻き込まれなかったともいえるが)終戦まで作戦行動を継続するなど運に恵まれ(武運に恵まれたかというと、一概にそうともいえないが)、一部資料によると、搭載する魚雷を“勝手に”改造して九三式酸素魚雷を運用可能にしちゃうなど、興味深いエピソードも多い。

 そんな事情から、改二対象駆逐艦の有力候補と予想した提督も多かったが、まさか、いきなり、ロシア美人になってしまうとは、さすが艦これ開発運営、予想を上回る濃さだった。となると当然、中華民国(台湾)に賠償艦として渡されて、「丹陽」として長らく艦隊旗艦を務めた「雪風」のチャイニーズドレスにも期待がふくらむのであったー!

関連キーワード

艦隊これくしょん | ゲーム

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  3. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  9. 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  10. 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく