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お金が貯まらないのはサイフのせい!? → 持ち主から逃げ、叫び、ママに言いつける画期的サイフが開発される

赤字の時は逃げ、黒字の時はすり寄ってくるぞ!

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 節約すべきときは逃げて、お金があるときは近寄ってくる――持ち主の経済状況に応じて動くユニークな財布「Living Wallet」が開発されました。見た目は二つ折り財布なのに、尺取虫のようによじよじ移動したり音声で助けを求めたりする姿がかわいらしいです。

 「Living Wallet」は、節約の失敗は簡単に開けてられてしまう財布に問題があるのではという考えのもと誕生。持ち主のスマートフォンにダウンロードした家計簿アプリ「Zaim」とリアルタイムで同期し、収支状況によって勝手に動きが変わる仕組みになっています。

な…何を言ってるのかわからねーと思うが、財布が勝手に移動するんだぜ!

 赤字のときは「節約モード」に。手を伸ばされると感知し、車輪のついた体で開いて閉じてを繰り返しながら反対方向へ逃げていきます。捕まってしまった場合は、開かれた瞬間に「No, Don't Touch me!」「Help me!」と音声を発して誰かに助けを要請。それでもダメな場合、最後の手段として持ち主の母親にメールで通報と、3段構えでお金の浪費から身を守ります。

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「節約モード」のときはよじよじ逃げるばかりじゃなく(左)、助けも求め(右)
それでも無理なら親に通報(左)。「おねだりモード」では逆に賑やかに近づいてくる。か、かわいい……

 一方、黒字のときは消費を促す「おねがいモード」に切り替え。ベートーヴェン「交響曲第9番第4楽章『歓喜の歌』」のメロディとともに「Speaker」「iPad」などamazonの売り上げランキングの商品名を読み上げながら、持ち主の方へ近寄ってきます。なんて財布だ……。

 開発は、佐々木康晴さんら制作者8人と寺本誠さんらアドバイザー2人によるもの。試作品のため今のところ一般発売の予定はないですが、「Yahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード 2013」の「一般の部 スマートデバイスイノベーション部門」にノミネートされています

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