見慣れた街でこんなバトルが……! Googleが開発した世界規模の“陣取り”ゲーム「INGRESS」が面白そう:サイバー感パネェ
未知のエネルギーを巡って人類が2つの勢力に分かれて陣取り合戦を繰り広げます。
Googleが開発し、世界規模で展開中のAndroid向け位置情報ゲーム「INGRESS(イングレス)」をご存知ですか? 世界の各所から漏れ出す未知のエネルギーをめぐって人類が2つの勢力に分かれて陣取り合戦を繰り広げる――そんなSF感タップリのARG(代替現実ゲーム)です。これまで招待制のβ版サービスが運営されていましたが、このほど正式リリースが発表され、誰でも参加できるようになりました。アプリはGoogle Playで無料配布されています。
INGRESSは、Niantic LabsというGoogleの社内ベンチャー的組織が立ち上げたゲームで、2012年11月にβ版がスタートしました。今のところゲームは英語版のみですが、日本でもさまざまなプレイヤーが参加し、陣取り合戦を繰り広げています。
プレイヤーは未知のエネルギーに抵抗する「Resistance」派と、未知のエネルギーを受け入れる「Enlightened」派に分かれ、同じ勢力で協力しながら陣取りを繰り広げます。陣取りに参加するには、「ポータル」と呼ばれる場所に足を運ぶ必要があります。ポータルは建物や銅像など、街のランドマーク的な場所に設けられているようで、ゲームを遊ぶことで街の散策もできるといった工夫が凝らされています。
経験値をためてレベルアップすることで、より強い武器を使えるようになるといったやりこみ要素も用意されおり、なかなか楽しそう。ゲーム画面のサイバーな雰囲気もカッコイイです。目には見えないエネルギーを巡って見慣れた街で戦いが繰り広げられている――そう思うとなんだかワクワクしますね。
Niantic LabsにはGoogleの日本版ホリデーロゴのデザインを担当していた川島優志さんも参加しているそうで、同氏のブログでもINGRESSが紹介されています。川島さんによると、2014年にiOSアプリのリリースも予定されているようです。
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