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喪中用のおせち「もせち」予約スタート

「喪中の方々にも新たな気持ちで新年を迎えて頂ければ」と開発された喪中用おせちが発売される。

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 2014年の喪中用のおせち「もせち」の予約を、大阪の料理店「懐石料理 徳」が開始した。


もせち「絆」

 身近な人が亡くなった場合、翌年の正月は「年賀状を出さない」「初詣に行かない」「おせち料理を食べない」といった「無い無い尽くし」が一般的だが、徳では「昨今の多様な食文化やライフスタイルを鑑み、喪中の方々にも新たな気持ちで新年を迎えて頂ければという想い」から喪中用おせち料理を開発し、2004年から販売しているという。

 もせちは法事で振る舞われる「お斎(おトキ)」を正月用に作ったもの。精進料理を現代人の口に合うよう、食感や味付けを工夫したとしている。想(2~3人用、1万500円)、絆(4~5人用、2万1000円)、本もせち(4~5人用、5万2500円)の3種あり、Webサイトから注文できる。

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