大河原邦男デザインの超小型EVカー なんか未来チックでかっこいいぞ!
スペインの超小型EVカー「Hiriko」の国内版が東京モーターショーで公開に。デザインはなんと……大河原邦男さん!
アニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツデザインなどで知られる、メカニックデザイナーの大河原邦男さん。11月23日から12月1日まで開催される「東京モーターショー 2013」のHiriko.JPブースでは、大河原さんがデザインした超小型EVカー「Hiriko」のコンセプトカーが展示されている。
Hirikoはマサチューセッツ工科大学が開発し、スペインのバスク地方で製造されている都市型2人乗り電気自動車。駐車場などで車体を折りたたんで駐車できる特徴を持ち、スペインでは2013年から1万2000ユーロ(約160万円)で市販されている。
日本では現在、国内企業のフォー・リンク・システムが新潟県と協力し、日本の公道でも走れるよう国内規格に当てはめたHirikoの「新潟モデル」を開発中。同時に、メディアミックスなどで新潟モデルを人々に浸透させる事業「みらいプロジェクト」を進めている。
新潟モデルの車両デザインは、みらいプロジェクトに参加するという形で大河原邦男さんが担当した。デザインコンセプトは「表情を持ったクルマ」で、新潟モデルをただのクルマではなく、1つのキャラクターとして表現するよう心がけたそうだ。
みらいプロジェクトの出展は今回のモーターショーが初めてで、大河原さんデザインの会場のコンセプトカーも今回が初公開。このデザインをベースに、すでに新潟モデルの設計はスタートしており、商品化を目指して2014年の夏までに実証実験を行う予定だ。
このほかプロジェクトはカルチャー・ジャパンのマスコットキャラクター「末永みらい」ともコラボしており、ブースでは新潟モデルのイメージコスチュームを着た末永みらいも見られる。また11月24日午後2時からは、大河原さんとカルチャー・ジャパン代表取締役のダニー・チューさん、日本自動車文化振興会理事長・小畑正好さんの3人によるトークイベントも実施される予定だ。
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