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消費者庁、レーシック手術に注意呼びかけ 術後4割以上に何らかの症状 「リスク理解し、安易な手術避けて」
過去5年で80件の被害報告が寄せられているそう。
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消費者庁は12月4日、目の視力を回復させる「レーシック手術」について、施術不良や術後のトラブルなどの報告が相次いでいることから、安易なレーシック手術は避けるようにとの注意文を公表しました(PDF)。
消費者庁によると、ここ5年で事故情報データバンクに寄せられた被害報告は80件。症状としては過矯正による遠視がもっとも多く、ほかにも乱視、光をまぶしく感じる、ドライアイ、目の痛み、見え方に起因する体調不良(頭痛や吐き気など)があったとのこと。消費者庁では「手術に伴うリスクについて、医療機関から十分に説明を受けていないおそれがある」と注意を促しています。
また、レーシック手術経験者600人を対象に行ったアンケートによると、術後に希望した視力を得られた人は全体の74.3%で、回答者の約2割は「希望した視力に届かなかった」「一旦は希望した視力になったが、元の視力に戻ってしまった」など、希望した視力を得られていないことが分かったとのこと。また視力以外でも「光がにじんだりギラギラするようになった」「ドライアイが続いている」など、43.2%が何らかの症状や不具合があったと回答したそうです。
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これらを踏まえ、消費者庁ではレーシック手術について、リスクがあることを十分に認識し、リスクについて医療機関できちんと説明を受けたうえで、本当に手術が必要かどうか慎重に検討するよう呼びかけています。
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