日本人旅行者の63％が宿泊施設から備品を持ち出したことがあると申告

　日本人旅行者の63％が、旅行中に滞在先のホテルから何かしらの備品を持ち出したことがあると認めていると報告している。トリップアドバイザーの動向調査「トリップバロメーター／旅行者実態調査」によると、世界各国の旅行者の59％が、また先述したとおり日本人旅行者63％が、何かしら備品を持ち出していると申告している。

　しかし、宿泊事業者側の報告では、備品の持ち出しがあったと回答した宿泊施設は、世界平均が59％であるのに対し、日本国内ではわずか33％という結果になっている。

　持ち出す備品は、洗面道具（シャンプーや歯ブラシ、化粧品など）との回答がもっとも多いとのこと。続いて、一般的に無料提供と考えられているお茶（旅行者22％、宿泊施設14％）や文具（同21％、11％）は高い割合となっている。一方、タオルの持ち出しについて、旅行者からの回答はわずか7％であったのに対し、宿泊施設の25％は宿泊後にタオルが持ち出されているんだとか。ほかにも10％が洋服ハンガーを、7％がテレビリモコンの電池といった備品を持ち出されていると報告している。